このレビューはネタバレを含みます
「モンスターのまま生きるか善人として死ぬか」
これがあるかないかで映画の質を大きく左右する程の力のあるセリフ、シーンに感じた。
今まで妄想の世界でおたおたしてて妻の死がどこかにこびり付いてるせいで不安げな表情しか見せなかったディカプリオ。
でもこの一言のシーンは寂しげだけど不安は取り払われたようなスッキリした顔に見えた。
これ以上人は傷つけれないとか、妻の事を忘れて楽になりたいっていう思いもあるだろうけど、個人的には妄想と医師達に操られたテディの選択ではなく自分の意志であるアンドリューの選択が出来たからこそのこの表情のように思えた。