Jumblesoul

銀蝶渡り鳥のJumblesoulのレビュー・感想・評価

銀蝶渡り鳥(1972年製作の映画)
2.5
銀座を拠点とした女性賭博師なので銀蝶という事らしい。主演の梶芽衣子は『さそり』シリーズと、ほぼ同時期になる。
ビリヤードの凄腕ハスラーというキャラのせいか洋装が多く、黒っぽくて地味なさそりよりはお洒落でカラフル。梶さんも良く喋るし、普通の若い女の子という雰囲気がいい。肝心のビリヤード勝負というのは迫力に欠けるのが難点。
クライマックスは和服に着替え、日本刀を振り回してヤクザをバッサバッサと倒していく。見映えはいいけど、室内で長ドスを使うのは壁や天井が邪魔で武器には不適格。梶さんや演出した殺陣師は相当苦労しただろうな。
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