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007/私を愛したスパイのののレビュー・感想・評価

007/私を愛したスパイ(1977年製作の映画)
3.4
核ミサイルを積んだイギリス海軍の潜水艦とソ連の潜水艦が消息を断った。調査をするためエジプトへ向かったボンドは同じく調査をしているソ連の女スパイ、トリプルXと出会う。007シリーズ第10作目。

今作は水陸両用のボンドカーと殺し屋ジョーズが見どころだろう。
特に鋼鉄の入れ歯を持つ鉄人ジョーズは強いだけでなく、何度やられても現れるタフさとドジで毎回失敗する姿に愛嬌がある。

終盤に使われる長机に仕込まれた銃は局所的な使い方にしては爆薬が多すぎて笑った。
今作からオチで「ボンドと美女が寝ている姿をMや他の人間に見られてしまう」というお約束ができるのもポイント。

ただ折角ボンドと肩を並べるような肩書を持つ女スパイが捕まって以降いつものボンドガールと同じように待つしか無かったのは惜しい。
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