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東京戦争戦後秘話 映画で遺書を残して死んだ男の物語のoのレビュー・感想・評価

3.6
仲間たちと共に政治活動を映像に記録する青年とその恋人の話。
当初のタイトルは『東京風景战争』。
「風景」の戦争。

青年は友人が自分からカメラを奪い何かを撮影し、そのフィルムで撮った「風景」を遺書代わりにして自殺したという思いに取り憑かれる。

友人の遺した映像を見ながら恋人が言う。
「あの人はいた。スクリーンの向こうから私たちを見ているわ」
友人の存在が空想なのか本当なのか分からなくなった青年は、新しい映像を撮ることで友人の存在を消去しようとする。
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