ホラーは観ないKEN

十五才 学校IVのホラーは観ないKENのレビュー・感想・評価

十五才 学校IV(2000年製作の映画)
4.2
学校シリーズ最終作ですが、ストーリー的な繋がりは一切ありませんので、
今までの作品を見ていなくても大丈夫です。
(私もシリーズ1・2は見ずに、3・4しか見ていません)

< ストーリー >
横浜に住んでいる15歳の大介は、
中学校に登校しようとすると 激しい腹痛に襲われるようになってしまい、
もう半年間 学校に行っていません。
屋久島の縄文杉に触れたら 元気が出るかもしれないと考えた彼は、
家出をして ヒッチハイクをしながら屋久島を目指します。

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主人公の大介を演じた金井勇太(当時15歳)は、演技が 本当に上手いですね。
最初は頼りなさそうだった大介が、次第に成長していく様を 見事に演じていました。

そして、『バイカルの鉄』を演じた丹波哲郎も流石です。

あと、俳優さんの名前は分かりませんが、引きこもりの大庭 登、
彼の台詞は たった一言(3文字)だけでしたが、思わず涙腺が弛みました。

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ちなみに、例え親切心で 本人の同意があっても、保護者の同意なく 未成年者を連れ出すと
未成年者略取という犯罪になってしまいます。
この映画に出てくる大人も、その辺を心得ている人は 大介に自宅へ電話させています。
こうした心配りは大切ですね。