十五才 学校IVの作品情報・感想・評価・動画配信

「十五才 学校IV」に投稿された感想・評価

coco2ir3

coco2ir3の感想・評価

4.0
中学3年生の川島大介は学校に行っていない。
そんな大介が、ヒッチハイクで屋久島にある樹齢7000年の縄文杉を目指すという無謀な旅にでる。それは、学校では教えてくれないことを学ぶ冒険の始まりだった。
2021年28本目
ありのままを受け入れてくれる環境って大事だね。自分のペースでありのままで。いつかはありのままの自分を好きになって大人になりたいね。でもありのままの自分を認めるって、自分はこんなもんなんだって諦めて自分に期待しなくなるからできることなのかもなんて思ったりした。
「兄ちゃん、十五才か、ええな」

この予告編にも使われた赤井英和演じるトラックドライバーの台詞が胸くそ悪くて仕方なかった。

十五才の頃が良いなんて思っている大人が引きこもりの問題を含んだテーマの映画なんて撮らないでほしいよ。俺なんか一番キツかったよ、十五才の時なんて。

要はこれはあくまで大人の社会問題を表層でだけ捉える目線で見た"不登校の中学生が家出して屋久島目指してヒッチハイクの旅をするロードムービー"であり、そのプロットを成立させるため、主人公の少年は素直で大人しいし、旅の途上で出会う大人たちも基本的には良い人だけしか出てこない。

よって少年は旅でなにかを見つけて、学校へと大人しく戻ってゆく冗談みたいなラスト。御都合主義感半端ない。

あのなァ、一度不登校になって部屋に引きこもり、大人や学校や社会への猜疑心に満ち溢れた日々を送る暗闇の中にいる子の内面を、こんな如何にも文科省選定みたいな綺麗事の世界で描けると思う?

いや、山田洋次監督は好きですよ、日本の風景を捉えたロケーションは美しいし、風情がある。

ただしこれはあきません。

こうゆうのを父兄が観て、「ウチの子は大丈夫かしら?」とか思っているとしたらね、そりゃ世の中なんにも変わらないでしょうね。

辛口レビュー失礼致しました。
学校シリーズ第四弾。とは言ってもサブタイトルに追いやられた(?)通り学校は描かれない笑
ロードムービーのお手本のようなよく出来た作品で、主人公の成長とアクが強く魅力的なキャラクターたちに夢中にさせられる。
どのキャラクターも一人前ではなく、その欠点が露わになる様は、学生の頃よりもおっさんになってしまった今の方が心に響く。なりたくはなかったが欠点だらけの大人になってしまったんだなぁ…。
学校シリーズ四作目。東京に住む不登校中の少年の、屋久島までのヒッチハイクの旅を描いたロードムービー。

ピュアな心は生き難さを感じさせることがあるなと思います。自分の気持ち、周りの言葉、環境、考えるともっと拗れてしまったり。
旅に出て飾ることなく接してくれる大人達に出会い自分の思いを口に出すようになった少年の言葉は、真っ直ぐで苦しさと同時に心が軽くなる気持ちにもなります。

学校に行く理由は様々あるでしょうが、校舎に通うことが学びではないですね。

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赤井英和見るとパパ思い出す👨🏻‍🦱
山田洋次監督、邦画史上No.1ロードムービーでしょう。

公開当時、不登校や引きこもりは社会問題となっていました。
学校へ行こうが流行った。浜崎あゆみ、モーニング娘、池袋ウエストゲートパークとか流行ったな…懐かしい。

主人公の川島大介くんが学校はつまらなくて勉強も将来なんの役に立つのかわからないと話す。
誰しもそう思うことはあって、その疑問と向き合った末に不登校という選択を取る人が一部いる。大介くんもその一人。

この作品は、不登校というマイノリティな存在を描きながら、テーマとしては全ての大人・子どもが通る問題を扱っていることに気付かされる。

屋久島までのヒッチハイクの旅は、色んな人との出逢いがあり、そこでの交流を通して大介くんが成長していくベタなストーリーだ。
出逢ったみんな、立派な大人とは言えず、それぞれに問題を抱えながら生きていた。そんな姿を見ながら、生きる意味を見出していく。

山田洋次監督らしい人情物語。
何度でも観たくなる作品です。
「この星が浪人にくれるものを見落としたくないんだ」。
屋久島でのシーンもとても美しかったけれど、数々の美しい瞬間が散りばめられていて、ドラマと絡まりじっくり味わうことができた。
冨田勲の悠々とした劇伴もグッときた。
何でもないようでとんでもない人生の意味を教えられたような作品。これを観てからいつか縄文杉を見に行きたいと思ってるんだ。
MilleNotti

MilleNottiの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

学校ってどこにあるのか?
屋久島に着く前にも様々な出会い。
たどり着いてからも「助けられ」
縄文杉にやっと会う。
会えた後も大変。
それよりあとは「助ける」大介に
なり、おじいさんの世話をする
〈尊厳〉

プレゼントされた
詩の書かれたパネルは
旅には嵩張るし
持ちにくい「荷物」だけど…。

深く根を張ることと
枝を広げること
屋久島に行くきっかけになった映画。
トラックの家族とのシーンが素晴らしい。
あの息子がね、いいよね。
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