夢映画の金字塔。
ずっと放置してようやく見た。
インセプションの元ネタだけあって夢のミスリードとメタ映画的な問いかけが、ブレードランナーから脈々と続く胡蝶の夢問題に溺れることが出来る。
さらに有名アニメでおなじみの有名声優が出てきて映画内映画を繰り広げるので、他のアニメ映画もこの作品と薄皮隔てて繋がっている感覚に陥った。
今見ると古い部分と、今マルチバースが流行ってるからこそ感じる部分がある。
エヴァや甲殻機動隊と同じ声で囁かれた時に、果たしてどのアニメとユニバースが繋がってるのか考えてしまった。
その時に、この作品は意図した部分を時代と共に超えてきた。そういう作品こそかいつまでも語り継がれるのだろう。
まさに観客をビューティフルドリーマーにする作品だった。