cllambon

パプリカのcllambonのネタバレレビュー・内容・結末

パプリカ(2006年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

世の中全てが夢をみるようになった時、
それぞれのペルソナの象徴たちの言葉や言動がすげ〜皮肉で笑っちゃった、最悪だよ
東京ゴッドファーザーズに続き今敏の映画めっちゃ好きだな、最高だよ
夢に関する映画だからだろう、映像表現の夢のような突拍子のなさや不気味さが心地よかった

お話の中ではよく世界を征服する悪役が出てくるけど、世界を征服して何になるのだろうといつも思う きっと彼らはどこか世界を汚いと思っていて、それを正しい存在である自分が正さねばと思っているんだろうな そんなに自分が絶対正しいと思えるというのには何かがすごく歪んでいるはずで(おそらくメタ認知能力の欠如等)、だけど共通認識として存在している・正しいとされる「常識」には作用しないのって面白いね、正しいとされる常識が歪んでいない保証なんてどこにもないのに

全てが自分の思い通りの世界って綺麗かもしれないけど、きっとすぐに気持ち悪くなると思う 不完全ながら世界が回ってるから、私たちは日々進化して生きるのだろう 虫の命も人間の命も変わらない 映画の感想から話が飛びすぎているけどこれも夢ってことにしちゃえばいいかな すっごい好きな映画でした
cllambon

cllambon