「オセアニアじゃあ常識なんだよ!」
全然全部に文句なく面白い◎ 最of高!
台詞やシーンにキチンと意味が与えられているのに(そういう作品って意外と貴重だと思う)、難しく考えなくても大筋を理解できて、テンポが良い展開とアクションで飽きずに楽しめるし、シーンもカットも全部面白くて、そこに平沢新のテンポのいい音楽がぴったりだし、声も安心して聞ける人ばかりなので目も耳も快楽!って感じ。
オープニングのテーマと映像とかも最高and最高。
一番の見所は冒頭に書いた所長の、「詩的な例えでまともなことを話している」風から明らかに狂気の話にシームレスに変異していく台詞の感じだと思う。
観ていて「…?え…?は?」ってなっていくのが最高に楽しい◎
久しぶりに観直したけど、今敏監督は本当に不世出の人だったんだなって思った。
新作が観たい……。
内容とは関係ないんだけど、平沢進作曲のテーマ曲(テンポがよくて歌詞の意味がわかんなくて大変良い曲!)、「白虎野の娘」っていうタイトルだと思っていたんだけど、少なくともプライムビデオのエンドロールでは「白虎野」っていうクレジットになってたのが今回の発見◎
…白虎野ってなんですか?