ま

リトルショップ・オブ・ホラーズのまのレビュー・感想・評価

3.2
「巨大吸血植物ホラー」とうたっているが実際はミュージカルテイストの強いコメディ映画。

町にある一軒の花屋。閑古鳥状態で廃業も覚悟していたのだが、地下室で見つけた珍しい植物を窓際に飾ったところその珍しさでたちまち店が大繁盛。

そこまでは良かったのだが、実はこの植物は人間の血を養分としていた!という話。

気弱で情けない主人公、風変わりなヒロイン、そのヒロインの暴力彼氏等、キャラクターが分かりやすくて魅力的。

珍しい植物のおかげで富も名声も手に入れていく主人公だが、養分となる血をどうしようかと悩む姿がコミカルに描かれている。肝心の植物の見た目もコミカルでティム・バートンが作りそうな奇抜なデザイン。

全編に渡り歌がフィーチャーされており、急に歌い出すのでそのへんは好みの分かれ目。歌いるか?と思ったシーンも度々ありましたが全体を通して明るく軽快な作品でホラーさは皆無だった。
ま