あ

ハンニバルのあのレビュー・感想・評価

ハンニバル(2001年製作の映画)
3.5
レクターとクラリスの描写が羊たちの沈黙ほどあるわけでは無いが結局一番印象に残ってるのはこの2人のやり取り。
富豪や刑事など意味のある登場人物が多く、それぞれの視点からレクターを印象付けていく進行になっている。
ハンニバルでは犠牲になるのがレクターに害をなそうとする者のみなので、動機については猟奇性が目立たず、むしろ紳士的な面が強調されている気がした。そこがレクターのキャラクターを際立てる要素だと思うので、そこは良かった。
沈黙はあくまでレクターという大きい存在にえいきょうされているクラリスの目線で別件の事件を解決していくがハンニバルはタイトル通り、レクターを見る映画なので、このキャラクターが好きなファンにとっては嬉しいんじゃないかと思う。
沈黙とは雰囲気もジャンルもクラリスの俳優も別なので、そこは流石に気になったが楽しむことはできた。
あ