シュウメイシ

ロッキー4/炎の友情のシュウメイシのレビュー・感想・評価

ロッキー4/炎の友情(1985年製作の映画)
3.9
シリーズ4作目。
チャンピオンに返り咲いたロッキーの前にソ連からやってきた戦闘マシン、ドラゴが登場する話。

ソ連の科学的な研究によって鍛え上げられた大男ドラゴ。
その破壊力によってエキシビションマッチで、親友かつライバルのアポロがリング禍となってしまう展開。
冷戦時代の作品上、ソ連対アメリカの代理戦争を見てるかのような作品。
そして残酷でこれまでで一番見ていて辛かった。
ジェームズ・ブラウンがアポロの入場でかなりの尺を使っていて面白かった。

雪山での本能的な強さを求めるロッキーと最新科学の力で強くなるドラゴ、その辺りも対照的だった。
親友との友情や冷戦時代の風刺なども利いた作品。
ファイトシーンは相変わらずの迫力だし、ボクシングはやはり経験がモノを言うなと思った。
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