ロッキー4／炎の友情のスギノイチのレビュー・感想・評価

この時期のスポーツ漫画を読むと、ソ連キャラは大抵ドラゴみたいな冷血マシーンだった。
筋書きは少年漫画みたいなもんだしMV風の演出も時代を感じるが、燃えるものは燃える。

華やかな作風に反し、このあたりロッキーは失うもののほうが多くなっていく。
ドラゴとの対戦も傷が深く、ロッキーの人生においてはマイナスの転換点にあるであろうところが哀しい。