ま

女必殺拳のまのレビュー・感想・評価

女必殺拳(1974年製作の映画)
3.2
日本映画史上初の本格女性格闘アクション映画なんだそう。後にシリーズ化もされており、アクション女優・志穂美悦子主演で本格的なアクションが見れる作品(1974年作)。

空手、拳法などを使ったアクションを売りとしており、主人公をはじめアクションシーンが大変多い。

ハイキック、飛び蹴り、回転、大ジャンプ、ヌンチャク等なかなか気合いが入っていてアクションは当時の日本映画ながら見ごたえあり。
千葉真一兄さんも出演していて濃い~演技とアクションを見せてくれる。

ただそれに反して悪役の見た目やキャラクターがめちゃくちゃ馬鹿っぽくてB級映画とも言われそう。

ブルース・リーばりにホ~~~~と叫ぶヌンチャク男、アマゾネス女軍団、吹矢男、視界が悪そうな仮面被った集団(戦いになると仮面を脱ぐ、最初から被るな)等、あげるとキリがないくらいヘンテコな悪役だらけ。

おまけにそいつらが使う技や拳法に無駄にテロップが入ったりして演出がオーバーで笑える。

全体的に暑苦しくそれでも主人公のキャラクターの可愛らしさ(例えるなら女らんまみたいな)や昭和感がとても良かった。
ま