昨年9月の放送時に見ていたんだけど、感想がまとめられなくて放置していました。
『コーダあいのうた』がきっかけでの再挑戦です。
前回は完全に私の知識不足でした。
聾と聾唖の違いも知らなかったから、ジェームズが学校で教えている事がよく分からない→ジェームズがサラに求めている事も分からない、という状況でした。
「唖」→口で上手く話せない、というのは、聞こえないため二次的に発生している障害。昔は「聾唖」と呼ばれていたけど、今は「聾」と呼ぶそうです。この辺、分かっているようで分かっていませんでした。
改めて見ると感動のラブストーリーでしたね。
ろう学校の教師として熱心に指導してきたジェームズ。
教師以外の経験も豊富で優秀だったのに、サラの心は簡単には開けない。
サラが頑なに心を閉ざしていたこともよく分かったし、この二人の隔たりが溶けていく場面の感動が分かって嬉しいです。
障害は触れてはいけないのではなく、知ることが第一歩だと改めて実感しました。
※初回鑑賞
2023年9月 BSプレミアムシネマ