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われら女性のkazunのレビュー・感想・評価

われら女性(1953年製作の映画)
3.3
新人女優発掘コンテストで2人が選ばれる話と、有名女優4人の私生活エピソードのオムニバス。

①新人女優発掘コンテスト
大勢が集まる 家族に反対される人
応援される人 色んな審査

②アリダ・ヴァリ
スタッフの婚約者と微妙な感情が

③イングリッド・バーグマン
庭のバラを荒らす鶏との格闘

④イザ・ミランダ
不発弾で怪我した男の子を介抱

⑤アンナ・マニャーニ
タクシーの運転手とのトラブル

本当かどうかはわかりませんが、その人らしい、ありそうなエピソードが楽しかったです。

④のイザ・ミランダの、自分の決めた事ではあるけれど子供を持つ事に対する未練みたいな哀しさがとても伝わりました。

⑤のアンナ・マニャーニの遅刻騒ぎはこっちまで腹が立ちました。警察から出たところで精算して、違う車で行けば良かったのに!
出番前、自分に挨拶しない若い踊り子にダメ出しする所、そして一旦舞台に上がると気持ちを切り替え堂々と歌い上げる所が何とも貫禄がありました。
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