テキサスの無法街に住み着いた流れ者ロイビーン。
自らが判事として過ごした彼の生涯は、西部開拓時代と共にあり。
一応は史実を元にしてはいるものの、作品を彩るキャラクター達が異質であり、まるで寓話の様な不思議な世界観が非常に好み。変わり種西部劇。
コメディタッチに描かれながらも、いにもアメリカらしい、正義を謳うハートフルな物語。主演のポール・ニューマンがハマり役だ。
サム・ペキンパー監督の西部劇『砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード (1970)』(https://filmarks.com/movies/5789/reviews/106124042 )をふと思い出した。
ラストには胸が熱くなる傑作。