松長もんどさんの映画レビュー・感想・評価

松長もんど

松長もんど

M(1931年製作の映画)

4.2

シリアルキラーと脱獄と裁判。美味しい所いっぱい。

電線に掛かった風船や、肩に浮かぶMの文字など強く印象に残るカットが多い。
ピーター・ローレという役者の素晴らしさが分かるラスト20分は圧巻。

ダークシティ(1998年製作の映画)

4.0

夜、暗闇、記憶喪失の男、ロングコートの異星人。『マトリックス (1999)』よりも先なんです。
隅から隅までブレのない素晴らしい世界観。

冒頭鬼の様なテンポとカット割りで繰り広げる異星人と人間の追い
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ウイラード(1971年製作の映画)

3.5

ネズミが襲ってくる動物パニックもの。

これ怖いのはラストのほうで、明らかに人間並みの知能を習得したネズミが意味深にじっと見つめてくるのだ。なんと恐ろしいことか。
興味深いのは主人公ウィラードの行動。
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禅 グローグーとマックロクロスケ(2022年製作の映画)

3.4

ルースターズがShe Does It Rightをカバーしたような、そんな感じ。いや、花田が歌うんかい!って。

すんません、なんかいい例えが思い付いたような気がしただけです。許して下さい。

TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.8

「タイムイズマネー (時は金なり)」と言うが、SF世界にとってそれは違った意味合いになる。
えらく古臭い展開だが、このカラッとしたカンジが心地良いのだ。設定にしても細かい理屈は抜き!─だって、こんなに
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.1

「人類の敵は人類」という、強烈にイカれたメッセージを独特の世界観に乗せて描いたSF作品。

いやぁ、狂っていますね。終盤辺りにしても胸が熱くなる展開があるにはあるが、よく考えればヤベー話なワケでして。
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.8

「インクレディブル・ハルク」と検索すると、「見なくていい」とか「ひどい」なんてワードが出てくるが、営業妨害も甚だしい。普通に楽しい作品ですよ。

主演はエドワート・ノートン。後のMCUシリーズにおいて
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セシル・B/ザ・シネマ・ウォーズ(2000年製作の映画)

3.5

ジョン・ウォーターズ作品。

「俺にはビジョンがある!(I have vision!)」
自称アングラ監督 セシル・Bがハリウッドをぶっ潰すべく、ハリウッド女優を攫い、インディーズ映画という名のつまら
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

3.7

笑いあり感動あり。感動ポイントは別に要らないのになぁ〜とも思ったりしたが、まぁクリスマスだしね。何でもありなのさ。
ロケットが貰ったプレゼントはまさかの不意打ち過ぎて笑った。

因みにマンティスが打ち
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シリアル・ママ(1994年製作の映画)

4.5

ジョン・ウォーターズ作品。爽快ブラック・コメディ。

息子大好き、マナー違反大嫌いの"シリアル・ママ"こと、お母ちゃんがひたすらやな奴をぶっ殺しまくる最高の作品。どの殺人も結構エグい殺し方をしちゃって
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.4

「代役立てれば良かったのに」と思わせてしまう時点でチャドウィック・ボーズマンに捧げられてない気が。

いや、素晴らしい役者だったと思うし、分からないでもないんだけどさ。ハルクだって代わってるし、ロス将
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クラッシュ(1996年製作の映画)

4.5

とんでもなくキケンな映像の連続。わけがわかりすぎる妄想世界を見せつけられた衝撃。「これはマズイぞ」と、そりゃあ賛否両論になるわけだ。

剥製のような事故現場、ガランとした病室、車内という密室は徹底し
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大砂塵(1954年製作の映画)

3.7

腰に拳銃を持つ女主人公ヴィエンナに対して、銃を持たずギターを持つジョニー・ギター。ただ斬新さを狙ったわけではないことは物語の展開から見て取れる。

終盤のピアノシーンは美しく、ラストの決闘シーンには度
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バーニング(1981年製作の映画)

3.3

いかに『ハロウィン』や『エルム街の悪夢』『悪魔のいけにえ』等のホラー作品における、"焦らしテクニック"が上手いのかが分かってしまう作品。

というわけで本作のモンスターであるバーニング(名称適当)が画
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パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007年製作の映画)

3.0

1作目のワクワク感はいずこへ。
もっとさ、シンプルで楽しい冒険活劇を観たかったな。ジャック・スパロウだってあんなキャラクターなんだし。
まぁ2作目と違って物語がちゃんと終わったので良し。それだけ。
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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006年製作の映画)

2.9

前作と比べなくても非常に面白くないです。
かなりおおごとで真面目な話になってしまったのも乗れない要因のひとつだが、まぁそれならそれで真面目にやりゃあいいものの島での問答に関しては何故かギャグテイスト。
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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

3.9

金ローなんかでぼんやりとしか観たことがなく、ちゃんと観るのは今回が初めて。

シンプルに楽しい!ヒロインが超綺麗!アレで骸骨になるのがカッコいい!
ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウのモデルはス
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.8

フェーズ4で唯一劇場で鑑賞しなかった本作。─なぜ劇場で観なかった、俺!

というわけで、とても楽しんで観ました。ヒーロー映画というからにはやはりそのヒーロー特有のアクションシーンがみたい!本作バッチリ
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スパイナル・タップ(1984年製作の映画)

-

「字幕:須賀田昭子」のトラウマ再び─!

『レポマン (1984)』土曜よるライブ!
『バッド・チューニング (1993)』昼飯 気体か 液体か

そう、忘れもしないあの衝撃、あの悪魔的な字幕に再び出
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ザ・ロック(1996年製作の映画)

3.4

冒頭シーンは一体なんだったのか。蓋を開けるとショーン・コネリー万歳!な映画でした。─って、そりゃあないよ!
ただの極悪テロリストを退治するって物語なら全く問題ないんだよ。でもそうじゃないでしょう? ハ
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スペースインベーダー(1986年製作の映画)

3.3

監督トビー・フーパー✕脚本ダン・オバノンのコンビ。タイトルのスペースインベーダーとは邦題であって、某ゲームとは一切関係無い。

そんな本作、序盤から既に脚本がツッコミどころ満載というか穴だらけ(笑)
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

心の傷癒やしロード・ムービー。
やがて雨が上がり、想いを乗せた車が走り抜けていく─ とても穏やかで心地良いシーンだ。

冒頭におけるもはや何番煎じかすらも分からない謎の怪異登場には頭を痛めたが、この
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

3.7

本作は『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (1977)』直前の物語であり、ダーク・スターの設計図を盗み出すまでを描いた作品。

終盤の展開ではオリジナル三部作を彷彿とさせる爽快なアクシ
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トレマーズ(1990年製作の映画)

4.2

地上版ジョーズ。

一切無駄の無い展開でやることはひとつ、地底のモンスタートレマーズちゃんをやっつけるのみ!トレマーズちゃんの造形も素晴らしい。
シブいおっちゃんと若い兄ちゃんがやっつけるワケだが、こ
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カウガール・ブルース(1993年製作の映画)

3.5

ユマ・サーマン主演ということでなんとなく手に取った本作。監督は『グッド・ウィル・ハンティング (1997)』のガス・ヴァン・サント。

親指が異様にデカいユマ・サーマン。ヒッチハイクで旅をして暮らして
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東京裁判(1983年製作の映画)

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とても点数なんて付けられない。タイトルそのまま東京裁判のドキュメンタリー映画。
本作を観て色々と思うことろはあるけれど、やっぱりね、米国が裁判するって時点でおかしいですよ。

監督の小林正樹といえば
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バスケット・ケース(1982年製作の映画)

3.9

スプラッターコメディ。
ぎりぎりホラーで、ぎりぎりコメディ。何から何までツッコミどころしかない、カオスとは本作のことである。

どんなに残念になっていたとしても続編を観たいところ。

ピンク・フラミンゴ(1972年製作の映画)

3.8

悪趣味、下品、置いてけぼり。ジョン・ウォーターズはギラついていた。

この手の作品は基本かったるいなぁと思ってしまうのだが、かなりの中毒性アリ。けどホントに下品というか汚い。ガイジンって意外と平気だよ
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

インドのマッドマックス。
これは凄いですよ。予告編の100倍面白いですよ。もう最高にバカで痛快で笑っちゃうもんね。後ろの女性の方は泣いていたけど笑

全く大袈裟ではなく、本作には4回クライマックスがあ
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野獣暁に死す(1968年製作の映画)

3.7

仲代達矢が出演するマカロニ・ウエスタンと聞けば観ないわけにはいかない。

『用心棒 (1961)』や『切腹 (1962)』に出演している仲代の大ファンであったトリーノ・チェルヴィ監督のアプローチにより
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ミッドナイトクロス(1981年製作の映画)

4.6

回るデ・パルマ、分割するデ・パルマの魅力、ミステリーとしての鮮やかな結末。とにかく”面白い”が詰まった傑作。
ミケランジェロ・アントニオーニ監督の『欲望 (1967)』を下敷きにした作品。原題はそれぞ
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赤ちゃんよ永遠に SFロボットベイビーポリス(1972年製作の映画)

3.8

人口増加に悩まされる近未来ディストピア作品。人口増加対策として出産禁止、産めば死刑。密告すれば報酬ありという村八分状態。
子ともが産めない夫婦らは「ロボットベビー」なるものをを購入するのだが、本作19
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地球爆破作戦(1970年製作の映画)

3.7

アメリカのスーパーコンピュータ「コロッサス」とソ連の「ガーディアン」による人類支配。冷戦下の米ソを皮肉ったSF作品。
コンピュータとの対話がメインなのでその殆どが密室劇となっており、緊張感漂う演出は『
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ロックンロール・ハイスクール(1979年製作の映画)

4.5

ロックンロールは爆発だ!!
かつてのロック少年のドリームカムトゥルー映画。名作。

ラモーンズの熱狂的ファンの女子高生リフ。ロックを汚らわしいものとして取り締まる学校。ロックンロール vs ハイスクー
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北国の帝王(1973年製作の映画)

3.8

1930年代大不況下のアメリカを舞台に、職を求めて鉄道の無賃乗車で放浪を続ける浮浪者(ホーボー)と無賃乗車犯を追い払う車掌との対決を描く。(『Wikipedia』より抜粋。)

ストーリーの概要を聞い
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

3.9

デヴィッド・クローネンバーグ監督作品。
"ザ・フライ"というタイトルそのまま、ハエ男になってしまう悲しき男の物語。全身に火傷を負わされ悪の道に走ってしまう、サム・ライミ監督『ダークマン (1990)』
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