松長もんどさんの映画レビュー・感想・評価

松長もんど

松長もんど

地獄の黙示録(1979年製作の映画)

4.3

いくつかバージョン違いがあるらしいが、劇場公開版(153分)を観た。初鑑賞。
この作品を観た人ほぼ全員が、ラストパートの異様なヘンテコさには気付くことだろう。実際、凄まじい現場だったそうだ。

冒頭の
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(2023年製作の映画)

3.9

北野武の最新作は戦国コメディ。
久しぶりに映画館で声出して笑いました。笑いのシーンは、''ビートたけし"のアドリブが多かったのではないかと思います。テレビでのたけしのノリが好きな人には堪らないと思いま
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.2

スコセッシ新作。体感2時間半くらい。観れば観るほど好きになる系、傑作映画。もう一度観ようかな。
パンフレット売って欲しいですね。

コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.6

レイ・リオッタがコカインに夢中でした。映画の追悼文に弱い僕です。オバサンも良い味だしてました。

人間!クマを舐めるな!
Wikipediaは信用するな!

ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション(2003年製作の映画)

3.5

ジョー・ダンテ!愛おしいが、とっ散らかりすぎ笑
『グレムリン2』が絶妙なバランスを保った奇跡的な名作だということが分かった。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.9

良かったです。2時間49分の長尺ですが、あの詰め込み具合ならば妥当かなと。
何せマカロニと座頭市ですからね(笑) お腹いっぱいです。
何だかんだで大阪パートが一番楽しめました。

悪魔のいけにえ2(1986年製作の映画)

4.3

ババ!あの娘のハートを切り刻め!

初鑑賞。想像以上に傑作コメディ。爆笑です。コメディなのに前作よりもグロいという謎(笑) デニス・ホッパーも二刀流でたくさん頑張ります。
全ての「2」映画はこうであっ
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.0

邦題『ゼロ・グラビティ』にしたい気持も分からんでもないが、笑っちゃうよ。

どのくらい笑えるかって?
『RAW DEAL』で『ゴリラ』くらいやね。

狼の挽歌(1970年製作の映画)

3.7

愛した女の裏切り。男ブロンソン、静かに吠える。
『復讐のガンマン』のセルジオ・ソリーマ監督作。何と言ってもラストシーンが素晴らしい。

ジャッカス・ザ・ムービー 日本特別版(2002年製作の映画)

3.7

万引き爺で腹ちぎれるかと思った。
嘔吐物はカンベンしてくれ...笑

悪の法則(2013年製作の映画)

2.5

リドスコ作品。
僕には面白さが分からなかった。

デュエリスト/決闘者(1977年製作の映画)

4.3

リドスコ長編デビュー作。
とにかく決闘がしたいハーヴェイ・カイテルがキース・キャラダインを追い回すだけの物語にしてこの完成度と説得力。決闘シーンの気合の入れように感服。とても大好きな作品。

続けてキ
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ジャッジメント・ナイト(1993年製作の映画)

2.8

『ニューヨーク1997』『真夜中の処刑ゲーム』辺りの濃い味を極限まで薄めた結果、悪い意味でヘンテコな作品に仕上がってしまった。
監督はスティーヴン・ホプキンス。同監督による傑作『プレデター2』と『ブロ
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飛べ!フェニックス(1965年製作の映画)

3.8

広大な砂漠での密室劇。
狭い、熱いが画面の向こうから伝わってくる。

大盗賊(1961年製作の映画)

3.7

ベルモンド主演。監督はフィリップ・ド・ブロカ。
後に『リオの男』『カトマンズの男』〜と続くこのコンビでの初作品。序盤こそコメディ展開だが、徐々に暗い影を落としていく。

殺人鬼(1983年製作の映画)

3.8

ブロンソンは全裸変態男を許さない。

大筋は『ダーティハリー』だが、後半は立派なホラー映画と化す。
ブロンソンが「犯人挑発追いかけまわし」をやると、ちょっとだけ、いやかなり怖い。
ラストは衝撃の追走劇
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.9

泣けるSF。
ダンカン・ジョーンズ監督は、長編デビュー作『月に囚われた男』においても濃厚なSF物語を見せてくれたが、今作でも健在。
記憶とは、命とは、一体。

地球の静止する日(1951年製作の映画)

3.8

第二次世界大戦から6年、冷戦時代を背景に描かれたSF作品。
友好的宇宙人クラトゥが反戦を訴える為に地球にやって来る。現代でもひしひしと伝わるテーマ。

サバイバル・オブ・ザ・デッド(2009年製作の映画)

3.9

ロメロの遺作はゾンビ×西部劇。そして『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』を彷彿とさせる人間同士の抗争劇。新3部作の中で最もジョージ・A・ロメロを感じられる作品。
これ以上何を望もうか。

ハートブルー(1991年製作の映画)

3.5

『ビッグ・ウェンズデー』と『ヒート』(こちらは後発だが)を足したような、最強なんじゃこりゃ作品。白飯と牛乳みたいな。
ジョニー・ユタ(演キアヌ・リーブス)みたいな捜査官なんて、速攻クビだよ!クビ!(笑
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荒野の七人(1960年製作の映画)

3.5

んー、こればかりは『七人の侍』の側だけ持って来ちゃったとしか言いようがない。この脚本なら7人よりも3人くらいの方が良い。キャストが死ぬほど豪華であるが故に持て余している。勿論、全員格好良いのは事実。

プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

4.3

「プレデターが様々な時代の地球ににやって来る」というクソ最高過ぎるコンセプトを産み出した傑作。これで無限に続編作れるじゃん。やったね。

Disneyはケチケチせんと、さっさと盤を出しやがれ!

ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.8

序盤のセンス抜群ゴア描写から釘付けとなに、死ぬほどどうでも良い(笑)ならず者達のアホな問答もキレキレ。
やはりプレデターは地球に降りてきてナンボである。

『プレデターズ』と『ザ・プレデター』のタイト
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プレデターズ(2010年製作の映画)

3.5

日本人ヤクザはロドリゲスの趣味全開なワケだが、別にプレデターでそういうのを観なくても良い、というか観たくない。実際ヤクザとプレデターのシーンにはヘンテコ過ぎて笑っちゃう。

続編は─無いだろう。

カトマンズの男(1965年製作の映画)

4.0

ベルモンドのアクションシーンはどこを取っても文句無し。撮影も素晴らしい。

ベルモンドは今日もスクリーンの奥で縦横無尽に駆け回る。

タイム・アフター・タイム(1979年製作の映画)

3.6

タイムトラベルほっこり映画。
タイムマシンはあります。

ジャンゴ/灼熱の戦場(1987年製作の映画)

3.6

コルブッチが撮っていたらどうなっていたのだろう。

前作から20年後という設定らしいのでおよそ1890年辺りの物語だと推測するが、公開された1987年を舞台にしたアクション映画にしか見えないってのが致
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

宮崎駿はどう生きたか。総集編。
未だ引退はしないみたいだ。

二匹の流れ星(1967年製作の映画)

3.6

賞金稼ぎと賞金首との芽生えない友情。切なマカロニ。

本作に登場するジャンゴはジャンニ・ガルコが演じているが、ヒロインはオリジナルジャンゴ(続・荒野の用心棒)の、ロレダナ・ヌシアクが演じている事から、
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.3

スピルバーグ監督作。本作を『レディ・プレイヤー1 (2018)』と同時進行で撮っていたとはにわかに信じ難い事実。バケモノである。

そのまま『大統領の陰謀 (1976)』に続くので、あの社内に例の2人
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コールガール(1971年製作の映画)

3.8

アラン・J・パクラ監督作。ハードボイルド恋愛映画。
物語は単調で退屈だが、ゴードン・ウィリス(『ゴッドファーザー』、『パララックス・ビュー』)の撮影がめちゃ良いので観れてしまう。音楽も良い。

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