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ドゥ・ザ・ライト・シングのぴーなっつのレビュー・感想・評価

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)
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①サルは口先だけで黒人に対する差別の態度を払拭できていなかった。それを周りの黒人は分かっていた
②お互いに尊重し合わない限り、「共生」はできない

ただ、最後に2人の言葉の紹介を出す限り、②は違うか?「共生」は人々が「共に生きたい」という前提で成り立つ言葉なので、作中の黒人たちは別に「共生」を求めていないかもしれない(韓国人やしょうがいしゃを差別する描写も見られたし)

たしかに、最後にキング牧師とマルコムXの言葉が出てきたのは説教臭かった。映像での表現のみで伝えれば良い言葉だったかな、とも思うが、それはバギン・アウトのボイコットの件とも関係しているのかもしれない。表現の問題というより、差別に抗してきた先人に対しての敬意を表する意味での、キング牧師とマルコムXの言葉の紹介だったのかもしれない
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