今読んでる村上龍の古い小説に、スパイク・リーへの敬意を示す一節があった。
それで長いことクリップしたまま放置していたこちらを観てみることに。
春樹派だけど彼の初期作品にはいい言葉が散らばっていて、カルチャーネタも多くて面白い。
たまたま時を同じくして観ていた"地下鉄道"と大きなテーマは一緒だけど、この作品は時代的にも身近で日常の中にある人種差別を描いているという印象。
しかし驚いてしまうのは、この作品が撮られた時から30年以上が経過しているというのに、ほとんど何も良くなっていないように感じてしまうことだよね。
このタイトルにおける"right"の示すところを、改めて考える必要性を強く感じる。
