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ドゥ・ザ・ライト・シングのIhaのレビュー・感想・評価

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)
3.8
アカデミー賞作品賞を受賞したグリーンブック。黒人の音楽家に雇われたイタリア移民のチンピラ。後は想像の通り。衝突を繰り返し、交流を育み、友情が生まれる。この受賞を批判し、自作が選ばれず席を立ったのがスパイクリー。わからないわけでもない。何か欠けてる黒人を、白人が優越性をもって導き、感動を生むのだから。

この映画にはスラムの黒人のダメなとこばかりが描かれる。
この作品の3年後にロサンゼルス暴動。ベトナム戦争で残虐の限りを尽くした韓国移民と黒人との対立。それがしっかりと予言されている。黒人を客としながら毛嫌いする韓国人。クロッカーズは美形の売人が主人公で洗練された映像と音楽であったが、本作は熱帯夜の騒々しいスラムに放り出されたかのようで落ちつかない。
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