rainbrain

ドゥ・ザ・ライト・シングのrainbrainのレビュー・感想・評価

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)
3.5
黒人街の日常と非日常を描いた作品
ヒップホップを好きになってから観たのはかなり良かったかもしれない
肌の色や街に誇りを持つのはいいことなのか、難しい(自分を信じろと言ってくれるNasの偉大さを感じた)
この監督は持ち味が風刺である故に観ている側はどうしても後味が悪い
真面目さや過激さによる強さで安易なメッセージを込めるでもなく卑屈やネガティヴバイブスでもなく風刺
自虐で笑いをとろうとしないのでまだマシではあるが、カメラワークや引用、人名の出し方の上手さも加わり、いわゆるサブカルね笑と言いたくもなる
黒人差別を訴える、という点に関しては、隔たる世界の2人が今のところマイベストかな
rainbrain

rainbrain