ドゥ・ザ・ライト・シングのHipposkyのレビュー・感想・評価

164.2659

黒人監督/主演が描く黒人社会のリアルと、白人の中でも底辺扱いのイタリア系移民の衝突。差別意識があろうとなかろうと集団を形成すると碌なことにならない。文字面だけで事件を理解はできない。とにもかくにも些細なことから軽い暴動に発展する本作、劇中で起きる事件も21世紀になって20年たつ現在でも起きている事実。多様性という言葉で、人種コミュニティの破壊を試みる現代、果たして功を奏すのであろうか。。