べい

おと・な・りのべいのネタバレレビュー・内容・結末

おと・な・り(2009年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

二度にわたる鑑賞で印象がだいぶ変わりました。
麻生さんの役柄の年代に近くなってから二度目を観ました。女性側の視点で観ると、おとなりから聞こえるいつもの音も生活の一部となっていて、仕事もその仕事を充実させるための留学ももうすぐで、穏やかで順調な生活を過ごしている。
そんな中、お隣に突如現る“若い女性”の存在やコンビニ店員のような悪意のようなものは、どこにでも存在していてアラサー女子、または男子はいつもそういうものと日常的に闘っている。多分、これからも何歳になっても闘っていかないといけないのでしょう。

そんなことを思った作品でした。

個人的には、主演のお二人が最後の最後まで言葉を交わさないのがツボです。そして、エンドロール。なんか綺麗だな〜と思わせる終わり方が素敵だなと思います。
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