ラブストーリーとなっているが、本編では殆ど進展のないままラストに。
敢えて映像のない、音だけで感じ取るハッピーエンド。本編〜エンドロールの流れは映画だからこそ出来る演出。
「お隣」「音なり」「大人成り」のトリプルミーニングらしい。音フェチの人にオススメ。まぁあんな壁の薄い部屋には住みたくないけど。
好きなシーンは、聡の腰にぶら下がる沢山の鍵が擦れる音で七緒がハッとするシーン。七緒が振り向くもそこにはもう聡はいない。ど!もどかしい!
作中で何度も歌われる『風をあつめて』。これがまた良い。あえてなのかBGMが少ないのもこの作品なら有り。