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おと・な・りのharunomaのレビュー・感想・評価

おと・な・り(2009年製作の映画)
2.4
16mmのセットで撮られていることが懐かしくよい。
一番盛り上がるのが池内君登場と、西日の部屋にうつ伏せに寝転び、脚を遊ばせて歌う麻生久美子。

他は印象でしかなく、あまりにもすれ違いと邂逅が長すぎる。
中盤までの天真爛漫度合いの狙いが鬱陶しい。
壁を介した音による見知らぬ他者の応答とは、ユリイカやアメリカ映画を見ればすぐに撮影の解決はつく。

熊澤尚人を見ることはどこまでも亜種であり、存在の問い、にはならない。いい人には違いないが、あってもなくてもどちらでもよい冗談である。
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