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ミセス・ダウトのdominoのネタバレレビュー・内容・結末

ミセス・ダウト(1993年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます



何度も金曜ロードショーなどで目にしていたものの、フルで観たことはなく。


雑誌の切り抜きしつつ、
日本語吹き替えで観ました。


何の作品で聴いても、
山ちゃんの声は素晴らしい!

職探しで声の仕事を説明するシーンだけ、字幕と吹き替え両方で鑑賞してしまいました。
声優と俳優の違いがわかります。

ストーリはとっても楽しい!
ハチャメチャコメディです。

家政婦として初のシーンを引きで撮るのナイスです。
めちゃくちゃでかい。

男女変化する事や、その為材料を上手く遊んでて、後半もはや男満載でいい。
皮肉さがいい。ていうかゲスい。

バック奪われそうになって歯向かったシーンがお気に入り。
あとおっぱい燃えたり。
美味しい紅茶に生クリームぼたぼた垂らすのも好き。
確信犯なシーンが盛りだくさんです。


楽しくて魅力的なパパ、
成りたくない自分なったママ。
久々の再会。
そして子供達。



考えてしまいました。


楽しい時こそ、大切に想い、
気遣いを忘れない様にと。


安心感に溺れて、気を緩む。
甘えることを覚える。
失わないと反省をすることはない。


そして何故か大人に成ると、ごめんなさいの言葉だけで済まなくなっている。

例えその内に相手の怒りや悲しみの気持ちが済んだとしても、何故か新しくやり直す言葉を言えなくなっていく。



素直な気持ちを、プライドで言えない人にはなりたくないな。

だからと言って、自分勝手に楽しみに先走って大切な人に負担を任せる事もしたくない。


要は常に自分の行動の振り返りと、
相手の怒りの意味を知る事でした。

そして、怒りの相手に向き合う事が大切ですね。
怒られてる時はまず自分の意見は忘れること。

怒りの裏には悲しみがあるから、人は怒って自分を守る。


なんだかとても素敵な家族で
悲しくなりました。

新しいパパ候補も人が悪くないから更に切ない。


タイミングだと人はよく言うけれど。
でもそれは、きっと作る事も出来る。


タイミングだけが全てなら、それは愛じゃないだろうと思うのは、理想でしょうか。


とりあえず結婚生活はまだよく分からないですから、未婚の内は色んな事して失敗して大恥かいてみることが大切ですね!!なんてそんな前向きになりました。笑


だから特殊メイクの友達欲しいです。
性別変えてみたい、是非!
domino

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