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スターシップ・トゥルーパーズのbucciaのレビュー・感想・評価

4.0
『ロボコップ』や『氷の微笑』と数々の衝撃作を監督した巨匠ポール・バーホーベン作品。その中で、この『スターシップ・トゥルーパーズ』がポール・バーホーベン監督の最高傑作だと思っています。一般的にはB級映画と評されてますが、断言します『スターシップ・トゥルーパーズ』は決してB級映画ではございません。『スターシップ・トゥルーパーズ』はB級映画の最高傑作であると!

グロ描写あり、アメリカのプロパガンダだと揶揄されたりと賛否両論ある本作品ですが、私がこの『スターシップ・トゥルーパーズ』をオススメする3つの理由を紹介したいと思います。

①監督ポール・バーホーベンの手腕
 仲間との恋愛・友情、そして軍隊入隊から戦場へと一青年の成長を描いた王道のストーリーの中、合間合間にバーホーベン監督ならではの皮肉やブラックジョークを込めた演出にニヤリ(´∀`*)ウフフ そして、これでもかというぐらいの人・人・人(主要キャラも惜しみなく死亡退場させる潔さ)と次から次へと湧いてくる虫・虫・虫のエイリアンとの戦闘とグロ描写の連続、ここまで振り切られると逆に清々しい気分、まるでゲーム『真・三国無双』のような爽快感があります。

②(当時では)最高クラスのSFX映像
 現在のCG技術に比べると見劣りするかもしれないけど、昆虫型エイリアン(バグ)のリアルすぎる造型や滑らかな動きは今観てもほとんど違和感はありません。特に、巨大タンカー・バグの気持ち悪い程のリアルさにはただただ驚愕するばかり。ただ、宇宙艦隊!あれはダメだ。プラモデルのような質感の宇宙戦艦に合成映像まるだしの艦船コクピットから見える宇宙の光景は!そこだけ80年代のSF映画のようで監督のわざとの演出なのかよくわからないですがめちゃくちゃチープすぎてダメです。あまりにもバグたちの造型と宇宙艦隊の映像の完成度の違いに別の映画かと思います。

③デニス・リチャーズの美貌
 主人公リコの(元)彼女であり、エリート戦艦パイロット役の女優デニス・リチャーズがめちゃくちゃカワイイんです。もろ好みのタイプでもう一目ぼれです。この作品で初めて知った女優さんなんですが、とにかくカワイイすぎます。決して、役柄的に頭脳明晰でエリートパイロットにはまったく見えないだけど、そんなの関係ありません。見ているだけで幸せなんです。ただ、どうして君だけは裸にならなかったのか!せっかくのナイスバディなのに脱がなかったのが唯一の不満かな。

以上で、『スターシップ・トゥルーパーズ』をオススメする3つの理由でした。さすがに90年代の映画ということもあって古臭さは否めず、またグロ耐性が低い方やよいこにはオススメできませんが、今観ても面白い作品なので未見の方は是非鑑賞して欲しいな
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