bucciaさんの映画レビュー・感想・評価

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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

2.3

クセが強く鑑賞までのハードルの高さからこれまであえて避けてきた鬼才ギャスパー・ノエ監督作品。今回はあのダンスシーンがどうしても観たくて、勇気をだして初めてのギャスパー・ノエ監督作品を観ましたが、いろん>>続きを読む

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.9

たとえ映画通からニワカと揶揄されようが、この『バタフライ・エフェクト』は私の生涯ベスト5に入る作品だと断言します。また、数あるタイムリープの映画作品の中でも屈指の完成度といっても過言はないはず。

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エル ELLE(2016年製作の映画)

2.2

『ロボコップ』や『氷の微笑』など90年代に数多くのヒット作を生み出した鬼才ポール・バーホーベン監督の作品。これまで過剰な暴力やエロ描写にダークなストーリーと楽しませてくれたポ-ル・バーホーベン監督作品>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.6

「最後まで席を立つな。この映画は二度はじまる」というキャッチコピー通り、本作は斬新な2部構成になっています。前半はB級いやZ級ゾンビ映画でチープな内容に所々で感じる演出の違和感に邦画のクオリティの低さ>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.0

キアヌ・リーブス演じる伝説の元殺し屋『ジョン・ウィック』シリーズの第3作目。てっきり3部作の最終章かと思っていたら、また続編があるみたいですね。『ジョン・ウィック』といえば銃とカンフーを融合させた「ガ>>続きを読む

パージ:アナーキー(2014年製作の映画)

3.0

1年に1度の12時間だけ、殺人を含む全犯罪が合法となる「パージ法」をテーマとした人気シリーズの2作目。前作はサンディン家の自宅を中心としたミニマムな世界から、本作では街全体へと巻き込み世界観が一気にス>>続きを読む

武器人間(2013年製作の映画)

2.3

『ムカデ人間』に便乗して邦題をつけた感が否めない『武器人間』だけど、内容は『ムカデ人間』とは全く異なる別の世界観で『ムカデ人間』以上にぶっ飛んだ設定やストーリーに驚愕!『ムカデ人間』が普通の映画のよう>>続きを読む

ムカデ人間(2009年製作の映画)

2.8

奇抜な映画タイトルに想像を絶する狂気な内容で未だにカルトな人気を誇っている『ムカデ人間』シリーズの記念すべき第1作目。もうタイトルからして狂ってます。前情報がなくレンタル店でその『ムカデ人間』のDVD>>続きを読む

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.5

自らの名を冠したファッションブランド『トム・フォード』の創始者であり、一流のファッションデザイナーとして名高いトム・フォードの監督2作目の作品となります。ファッションデザイナーだけにあって、衣装から小>>続きを読む

真夜中のパリでヒャッハー!(2014年製作の映画)

2.5

my best映画の一つ『世界の果てまでヒャッハー!』の前日譚にあたる本作。本国フランスではこの『真夜中のパリでヒャッハー!』の続編として『世界の果てまでヒャッハー』が上映されましたが、日本では『世界>>続きを読む

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.0

最新の映像技術を駆使したマジックに、ジェシー・アイゼンバーグやモーガン・フリーマン、ウッディ・ハレルソン、マーク・ラファロといった豪華俳優陣を揃えたなら、それはもうマジックが凄いのは言うまでもなく、ラ>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.5

『怒りは怒りを来す』by チャーリー(ミルドレッドの元夫)

この『スリー・ビルボード』は怒りと許しをテーマとしたメッセージ性の強い作品です。怒りは憎しみを生むだけ。娘をレイプされ殺された母ミルドレッ
>>続きを読む

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.7

マーク・ウェブ監督の初長編映画作品になります。ミュージックビデオ出身の監督だけにあって、映像のセンスがホントシャレてます。恋に舞い上がるトムの心境を突然ミュージカル風に演出したり、トムの期待と現実を画>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.0

すいません、完全にタイ映画を見下していました。世間の評判があまりにもよくて試しに観てみたら、あら面白いじゃないですか。やってることはカンニングなんだけど、こんなにワールドワイドに展開していくとは、まる>>続きを読む

スナッチ(2000年製作の映画)

4.1

ガイ・リッチー監督ならではのスタイリッシュな映像に惚れ惚れしてしまいます。オープニングの人物紹介なんかもう痺れるぐらいいっちゃっています。必見!そして、スピード感あふれるカメラワークにUK音楽との見事>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

4.6

これがクリストファー・ノーラン監督の長編作品2作目と思えない程の完成度の高さに、只々クリストファー・ノーランの才能に驚愕するばかり。逆再生という手法の妙、スタイリッシュな映像、計算しつくされた緻密な脚>>続きを読む

クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.0

J・J・エイブラムスが日本の『ゴジラ』を観て発想したのが本作品とのこと。そして、この作品の凄いなと思うところは、これまでのような怪獣・パニック映画にありがちな怪獣VS軍隊orヒーローのような図式ではな>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.4

はじめにこれだけは言わせてほしい。監督ジョン・カーニーが好きだぁ~~ ジョン・カーニー作品を通して言えることは、音楽の素晴らしさやバンドの一体感を共有することができる最高の監督であるということ。ミュー>>続きを読む

ドライヴ(2011年製作の映画)

4.5

唐突ですが、好きな俳優の一人ライアン・ゴズリング。ライアン・ゴズリングといえば『ラ・ラ・ランド』とか『ブレードランナー2049』の印象が強いかもしれませんが、個人的にはライアン・ゴズリングといえば断然>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.1

老若男女あらゆる大人に安心してオススメができる作品(※一部除く)であり、特に社会で頑張っている(働いている)女性に強く観てほしい作品です。実際、私も仕事や人間関係に悩んでいる仲の良い女性には必ずこの作>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

アカデミー賞作品賞を加え4冠を受賞した本作品『シェイプ・オブ・ウォーター』賞獲得に違わぬ素晴らしい映画でした。純粋に、半魚人と口がきけない主人公の禁断の恋愛映画かと思いきや、黒人差別やLGBT・格差社>>続きを読む

キック・アス(2010年製作の映画)

4.6

マシュー・ボーン作品の特徴は、変化球をちょっぴり加えた王道ストーリーにキレと爽快感のあるアクション・シーンが面白くて、密かに注目している好きな監督(製作者)の一人です。この『キック・アス』では、表向き>>続きを読む

アンフレンデッド(2015年製作の映画)

2.6

「パラノーマル・アクティビティ」シリーズを手掛けたジェイソン・ブラムが新たな恐怖を生み出した新感覚ホラー『アンフレンデッド』それはパソコンのモニターだけでストーリーが展開していく斬新なワン・シチュエー>>続きを読む

バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)

2.5

『ホーム・アローン』や『ハリー・ポッター』でお馴染みのクリス・コロンバスが製作する、原作グラフィックノベル『I KILL GIANTS』を実写化した作品。

ホント、タイトルって大事なんだなぁと思える
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クロニクル(2012年製作の映画)

3.0

この映画はまさにハリウッド実写版の『AKIRA』だ!アル中でDVの父に病床に伏せる母、学校では誰からも相手にされずいじめられと鬱屈し居場所のないアンドリューが超能力を手に入れ、暴走していく様は鉄雄その>>続きを読む

ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

4.0

人気の『ミッション:インポッシブル』シリーズの第3作品目。シリーズものは敬遠しがちなんですが、この『ミッション:インポッシブル』シリーズは欠かさず観続けています。

歴代の『ミッション:インポッシブル
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エンゼル・ハート(1987年製作の映画)

4.0

永遠のMy best movieと公言している『セブン』。その『セブン』の世界観やジャンルが好きになる原点となったのが本作『エンゼル・ハート』です。『エンゼル・ハート』との出会いは、たまたまテレビを点>>続きを読む

アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

2.5

『ゾンビ×ミュージカル×青春』とかつてない斬新な設定。ありそうでなかったこのジャンル、「あり」か「なし」かといえば「あり」かな。でも、なんかゾンビものとしても、あるいはミュージカルとしても中途半端なん>>続きを読む

28日後...(2002年製作の映画)

3.0

※まずはじめに、本レヴューにおいてゾンビと表現していますが、正確にいうと本作品ではゾンビではなく感染者という設定になっています。しかし、記事の都合上あえてゾンビと表現させていただきます。

『トレイン
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ソウ(2004年製作の映画)

4.3

観る者も恐怖に陥れる残虐な殺人ゲームを仕掛ける殺人鬼”ジグソウ”が登場する人気ソリッド・シチュエーション・スリラー『SAW』シリーズの記念すべき第1作目。シリーズが進むたびに殺人ゲームやグロ描写が過激>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.4

『ラブ・アクチュアリー』や『ノッティングビルの恋人』のリチャード・カーティス脚本・監督の最後の監督作品にして最高傑作である本作『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』家族の絆を描いた素晴らしい作品>>続きを読む

レオン(1994年製作の映画)

4.8

フランス・イタリア映画『グラン・ブルー』で一躍注目を浴びたリュック・ベッソン監督のハリウッド初監督作品となる『レオン』は、史上最高傑作のバイオレンス・アクション映画でした。

この作品の何がいいかとい
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.0

デヴィッド・フィンチャー監督作品をこれまでほとんど観てきましたが、この『ドラゴン・タトゥーの女』は『セブン』や『ファイト・クラブ』に次いで好きな作品です。ですが、なぜかストーリーが残らなくて思い出せな>>続きを読む

マザー!(2017年製作の映画)

2.0

この作品を大きく二つのパートに分けるとすると、前半はただただ不快の連続、それはかつての『ファニーゲーム』を彷彿するような気分の悪さです。胸糞映画愛好家の私としては極上の展開じゃないですか。もう訪問者の>>続きを読む

パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.2

夏休み・冬休みの午前や平日の夕方に連日再放送していた特撮怪獣ものやロボットものをテレビに食い入るように観ていたあの頃。『パシフィック・リム』という作品と出会い、まさか大人になってもう一度あの頃のワクワ>>続きを読む

愛しのローズマリー(2001年製作の映画)

4.1

『メリーに首ったけ』が大ヒットしたファレリー兄弟のロマンティック・コメディの第2弾。今作は笑いあり、涙ありとハートフルな内容でちょっとエロもあるけれど万人に安心してオススメできる映画です。

この作品
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