ファイナルカット版を視聴。
恐ろしい映画だった。あまり没入し過ぎると精神がやられるレベルの作品じゃないか。主人公ウィラード大尉がカーツ大佐の手紙などからその思想に触れ、戦争疲れが加速して最後には彼自身がカーツ大佐の精神状態と重なっていく。カーツ大佐の哲学的な言葉も重く、戦争が人を壊していく恐ろしさを痛感した。強烈な反戦映画である。
ただ、とにかく3時間という長丁場に耐えられず、序盤のアクションがピークだと言っても過言ではない。カーツの哲学やウィラードの変貌、フランス人の考えなどは面白かったが、如何せん長すぎる。いつか劇場公開版を観て復習したい。
