「地獄の黙示録」に投稿された感想・レビュー

KotaKawamoto
KotaKawamotoの感想・レビュー
1日
5.0
今までなんで観なかったんだろう。ヘリコプター、銃弾、砂埃が舞う中にワーグナー。。完全にやられました。
abx155
abx155の感想・レビュー
5日
4.0
ベトナム戦争で狂気に蝕まれた兵士達とアメリカという国そのものの映画。
前半は割と全うな戦争映画で、有名なヘリ空爆シーンは今観ても撮影の素晴らしさに目を見張る。
夕焼けを背景に飛行するヘリ部隊の映像が格好いい。
後半は一転して、狂っていくウィラード大尉の体験が幻想的、観念的なものになっていく。
この後半は前半とのギャップもあり、最高の映画的快楽に浸れる時間となっている。

全てを説明している訳ではなく、観客に解釈を委ねているところが多い映画なので、次に観たときにはまた別の感想になりそう。
mince
minceの感想・レビュー
6日
4.0
ベトナム戦争末期。敵味方双方の支配を退け密林に君臨するカーツ米軍大佐の殺害を命じられた米軍大尉。追跡途上の河を上るに連れ、この戦争の正気狂気の狭間を目撃し対峙する「地獄の黙示録 劇場公開版」シネマ神戸。銀幕初見。映像と音の密度に圧倒される。仏領エピ無い分さらに濃厚汁。FXXK3!2016年5月20日 新開地で「地獄の黙示録」観てゴキゲンだったので帰り"The End"のFxxx,Fxxx,FxxxFxxxFxxx!とジム・モリソンごっこしてたらエレベーターが開いて少々気まずかった。検証はしていないが劇場公開版と銘打ってるがTV版より随分見やすくストーリーも唐突感なくすっきりした気がする。完全版も以前見ている影響もあるかもだけれど。
Ryo
Ryoの感想・レビュー
2017/03/16
4.0
「『地獄の黙示録』製作において私の成し遂げたかったことは、観客にベトナム戦争の恐怖、狂気、感覚、道徳的ディレンマなどの認識を与えうるような映画体験を創造することであった」ーフランシス・フォード・コッポラ

テーマ「何不自由ない成績優秀の大佐がいかにして戦争に狂わされたか」

製作から編集まで3年近く掛かり、制作費も3倍以上で監督自身の全財産もかけて作られた作品。
後半につれ狂気をどんどん増していき台詞、演出、牛の生贄など見応えがある。

カーツ大佐は、もともと非常に優秀な軍人でした。育ちも良く、頭脳も優秀で人間的にも秀でていた人物でした。その優秀な人物を狂わせたものは何か。それを主人公ウィラードを使い追体験させました。
戦争の狂気のもう一つの側面でもある「戦争をすることの快感」を描いています。戦争の真っただ中なのに、いやだからこそ、男たちはプレイメイトのショーに熱狂します。ド・ラング橋には指揮官がいません。兵士たちは、とりあえずなんとなく戦争をしています。こうした様々な狂気に直面することで、アメリカの文明は危機に直面しました。
それはもう、断ち切るしかない。カーツに象徴された混迷のアメリカは、それを追体験したウィラードという次の世代によって打ち倒されます。
カーツ大佐の「Drop the Bomb. exterminate Them ALL」というメモを見たウィラードが、狂気の場所と化したカーツ大佐の城をすべて焼き払う。自分は狂った人間ではない、威厳ある父親としての姿を息子に伝えて欲しいとカーツはそうウィラードに託し、自分が作り上げた狂気の軍隊を、その場所、自分の所業の全てを抹消してくれとウィラードに頼んだのだ。
そして主人公はアメリカに帰るのです。混迷と狂気を断ち切って、新しい時代を迎えるために。しかしラストのウィラードの表情には何の確信もありません。本当にアメリカは蘇るのか。そこに亡霊のようなカーツの声がかぶさります。
「恐怖だ、恐怖だ。」


ータイトルー
原題は現代黙示録。黙示録とは神の啓示。隠されていたものが明らかにされるという意味です。

ーワーグナーのワルキューレー
ワルキューレを使ったのも意味があります。このオペラは9人の女神が山奥の悪魔の大蛇を殺しに行くという物語です。まさにカーツ大佐と被っています。


ー裏話ー
・デニスホッパー、マーロンブランドなどは台詞も覚えず原作も読んでいなかった。さらに監督は色々なことが巻き起こり自殺まで考えたそう。狂った人達の狂った内容の映画なのだ。
・映画冒頭の酔っ払いのシーンは本当に酒が入っており鏡は割るシーンは台本になく酔っ払ってたため誤って割ってしまい手の血は本物だそう。
・撮影中に台風が遅いセットが崩壊
岡地優宜
岡地優宜の感想・レビュー
2017/03/10
3.7
性の悦びおじさん
秋月
秋月の感想・レビュー
2017/03/10
4.3
あぁ戦争だ。戦争をしているんだ
そんなシーンの数々


半狂乱になりながらラジオから流れるストーンズのsatisfactionが印象的
もちろんワルキューレもね
BulltaRockうっしー
BulltaRockうっしーの感想・レビュー
2017/03/10
4.2
フランシスフォードコッポラ監督作品
「地獄の黙示録」

原作の舞台をベトナム戦争に置き換えたフィクションの戦争映画

キルゴア中佐の部隊はワーグナーのワルキューレを爆音で流しながら突撃するシーンも印象的なシーンの1つです。
こち亀の爆竜大佐の元ネタだと思います。

この手の映画に評価をつけるのは如何な物かと思いますが…おすすめ作品ですので是非。
モングチ
モングチの感想・レビュー
2017/03/09
3.8
序盤の戦闘シーンはこういうのは不謹慎だろうけどカッコいい。音楽にのせてヘリが低空飛行して村に迫るとこなんかよかったなー。あまり死体とかあの辺映してないからこんなかっこいいとか馬鹿なこと言ってられるというのは忘れないでおこ。
終盤を理解してしまうと怖そう
地獄の痛みが
Kei
Keiの感想・レビュー
2017/03/07
4.3
音楽:Carmine Coppola

大学の精神科の授業で紹介されていたので、そういう目線で鑑賞

まず、音楽がすごい。
冒頭のシーンから、爆炎と流れる音楽のギャップがとても印象的。その後も、ヘリの爆撃とワルキューレの騎行、ジャングルに響く不気味な高音、遡上中に流れるロックなどなど…映像と音楽の不協和が続くことで、戦下の人間に生まれる倫理と殺戮の人格解離、統合失調性が示唆されている。
川の遡上に伴って、ロック・クラシック→詩の朗読と原始的なものに遡っていく構造もカーツ大佐の精神面を反映していっている。音楽の挿入のタイミングも流石である。

ジャングルの奥地へ分け行っていくに連れて、カーツ大佐の病的な精神にも侵入していくストーリーは、禁忌を犯していくようでゾクゾクする。人を殺し続けているにも関わらず、燃料を売ってまでも自分達の享楽に耽る人間の負の部分が明らかになっていき、カーツ大佐が俗世から離れていく様が、カーツ大佐不在でとても良く描かれている。
ヒッチコックの「レベッカ」でもそうだったが、本人不在のまま伝聞によって人物像が構築されていく構成は、周囲のジグソーパズルがはまっていって中心のパズルの輪郭が浮かび上がっていくようで、とても好きである。

個人的に好きなシーンは、最初の任務拝命のシーン。カーツ大佐の声を聞く将校達の、何か不気味なものを見ているような表情がとても良い。精神病に対する人々のイメージはかくあるものかということを思い知らされる。
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