ピヨ彦

地獄の黙示録のピヨ彦のレビュー・感想・評価

地獄の黙示録(1979年製作の映画)
4.0
原作はコンラッドの『闇の奥』。
この『地獄の黙示録』は、原作の舞台である19世紀末のアフリカ大陸から、20世紀のベトナム戦争に場所を移しています。

19世紀末ヨーロッパの人々にとってアフリカ大陸は、地球上に残された最後の未開の地でした。
ディズニーシーにある、タワー・オブ・テラーに行くと、いつもこの『闇の奥』を思い出します。
ホテルハイタワーの所有者、ハリソン・ハイタワー3世も19世紀末、アフリカ大陸に行った際にコンゴ川流域に住む原住民に恐れられていた、現地の呪われた像、シリキ・ウトゥンドゥを強引に持ち帰ってしまい、ホテルのエレベーターがあんなふうに呪われてしまったのです。
このアトラクションを作った人は、多少なりとも『闇の奥』に影響を受けたのではないでしょうか。
というわけで、映画のレビューじゃなくディズニーのアトラクションの紹介になってしまいました。
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