初見がスクリーンでよかった!!
爆音ならなお良かったんだけど。
観る前に想像してたのと全然違う話で、なんか構造が「ロードムービー」だったり、戦争のゴアな残虐性はそれほど描いてなかったり。
そしてもちろん、単なる「反戦映画」でもない。
どちらかというと、もっと人間の内面の変容というか、異常な状況・環境がどのように人の精神に影響を与えるか…みたいなところを、ベトナム戦争というアメリカの歴史の一つの転換点になるような出来事をモチーフに描いた作品だと思った。
だからまぁ、回り回って「戦争良くない」って話にもなるのかもしれないけど、「いやいや、戦争以外にも人間がこういう暴力的な状況におかれるケース、あるでしょうよ」とも考えられる。
いずれにせよ、CGや特撮一切なしであれだけの映像を作ったことはやっぱりとてつもないことだと思った。こんな映画ない。