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地獄の黙示録のがんびーののレビュー・感想・評価

地獄の黙示録(1979年製作の映画)
4.2
「黙示録」= 人間の力ではわからなかったことを明らかにすること、あるいは、秘密が明らかにされること。まさにこの映画で描かれてる事は黙示録ですよね。事実かどうかそれは人間には分かり得ない。神話レベルの話。
 
 戦争映画ベスト5とかに絶対入ってる傑作。ずっと観たかったんです。やっと観れて最高です。内容も期待通り、いやそれ以上に素晴らしかったです。他の戦争映画では体験したことのない世界観。夢見てるようでした。

 本作品観終わった後に一番思ったのは、映画で描かれてることが実話なのか作り話なのかってことです。舞台はベトナム戦争で、主人公が軍のお偉いさんに「カンボジアの近くに流れてる川の上流に気の狂った軍曹がいるから暗殺してこい」って言われるんですね。(プライベートライアンの逆バージョン)主人公は「まじかよ、おめえらも十分狂ってるよ…」なんて思いながら渋々了解するわけです。それでまあ川とか昇りながら気狂い軍曹がいるとこに向かうんです。
 ここまでは聞くとまあなんかありそうな話ですよね。ただ、観進めていくにつれて、あれなんかこれおかしくないか?ってなるんですよ。嘘だろ!とはっきり言える訳ではないです、それは私たちが知らない領域なんで。でもこれ有り得たら相当やばくない…?とは思うんですよね。

 ジョゼフ・コンラッドの小説『闇の奥』を、巨匠フランシス・フォード・コッポラが舞台をベトナム戦争時代に置き換えて映画化した巨編。ベトナム戦争後期、米軍を脱走しカンボジアで王国を築き上げた大佐と、その抹殺指令を受けた大尉の狂気に満ちた体験を描く。
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