りー

悲情城市のりーのレビュー・感想・評価

悲情城市(1989年製作の映画)
5.0
初見は2015年の東京フィルメックス。ホウシャオシェン監督のQ&A付き。
2回目は2021年の仙台。濱口竜介監督の解説付き。

まず、初見の際いたく感動して衝撃を受けたはずなのに映画の内容を全く覚えていられなかった。
濱口竜介監督の素晴らしい解説のおかげで、なぜこの映画の内容を覚えていることができないのか理解できた。
そして、2時間以上も解説して頂いたにも関わらず現在またあまり覚えていないのだ。
「なぜ覚えられないのか」その理由が明確になった今、そのことによって映画の偉大さを改めて感じている。

しかし、濱口竜介監督の解説、どこかに収録して販売した方がいいのではないかというくらいとてつもないものだったなぁ。
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