犬のロボット

悲情城市の犬のロボットのレビュー・感想・評価

悲情城市(1989年製作の映画)
4.5
引きのショットと長回しを多用した静謐なカメラワークで淡々と第二次大戦後〜中華民国による戒厳令下の台湾を生きる人々を写していてリアリズムに溢れた作品だった。自由な祖国を夢見る想いのために死んでいった人々への追悼を映画という形で残したのは本当に意義深いと思うし、観ることができて良かった…聾唖者が主人公であることも含めの手紙や筆談といった文字のコミュニケーションが強調されていて新鮮。
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