宮崎あおいと瑛太の恋愛映画。とてもゆったりとした映画で、2人のシーンはいつも彼女から彼への好きだという気持ちが、すごく伝わってきた。
直接言葉にはしていないけれど、彼女の彼を見つめる視線、彼の話を丁寧に聞くところ、彼の側でギターの音を聴ける小さな喜びみたいなものから彼女の気持ちが伝わってきた。
でもなぜか彼には伝わらないもどかしさが、観ていてつらかった。
宮崎あおいと瑛太の成長した姿を永作博美、西島秀俊が演じていたけれど、こんなに成長した姿が高校時代と重なっているのがすごい。長い時間が経っているのに、雰囲気がそのままで良かった。
また、加瀬亮はちょい役なのにしっかりと後味の悪さを残していてこういう役が本当に上手だなぁと感じた。
あとは、完璧に後付けだけど今年も「好きだ、」と思える映画に出会いたい笑
