好きだ、の作品情報・感想・評価

「好きだ、」に投稿された感想・評価

トリ

トリの感想・評価

2.5
空気感も口ずさむ曲も良いんだけど、途中急に画角がカクッと変わった瞬間が個人的には気持ち悪くてその印象が強い。あれはワザとなんだろうか……
あや

あやの感想・評価

5.0
透明感ある邦画がどうしても観たくなったので、久しぶりに。

こんなに行間を読ませる映画もなかなかない。
映画らしい説明の一切を排除してるから、ほんとうに誰かの青春を覗き見てる感覚になる。

世間で “もどかしい” と称される系恋愛映画は基本苦手なんだけれど、これは好き。
ほんとうにもどかしくて、切ない。

ああ ちがう ちがう そうじゃないよ〜って完全に姉目線に。
わたしには弟がいるので、弟の恋愛を見守っている感覚になりました(笑) 前はそんなふうには感じなかったのに。わたしも年取ったのかな。

あとなにより、青色 × DearBlueの音色 × 宮崎あおい × 瑛太 の素晴らしさ!
これに尽きる!

作品自体の雰囲気ももちろん好きだけど、主演がこのふたりじゃなかったら、きっとここまで魅かれてなかった。
このふたりといえば、篤姫の囲碁のシーンもすごく好き。
爽やかさや柔らかさが抜群に親和性ある組み合わせだなぁと思う。あと純粋に、この頃の宮崎あおいちゃんと瑛太が最高。(もちろん今も好きですよ)

成長したユウとヨウスケが、永作博美と西島秀俊ってのも絶妙。キャスティング良すぎ。

DearBlue の音色と、河川敷のシーンが大好きで堪らないです。
ryodan

ryodanの感想・評価

2.7
2008-02-04

変わった映画でした。台詞が極端に少なく、ボソボソ言うので聞き取れなかったです。やりたいことはわかりました。空が印象的でした。17年の月日が一瞬のように経ってしまったので、そこが残念なところです。もうちょっとイベントがあっても良さそうな気がします。
c

cの感想・評価

3.3
上手くいかなかったら、どうする?

その展開絶対いらなかったよな、、、と思いつつ全体的な雰囲気や映像はとっても良かった。
chikichiki

chikichikiの感想・評価

3.4
イケてる人達をイモっぽくするとエモくなるのか。

宮崎あおいさん→永作博美さん
瑛太さん→西島秀俊さん

このキャスティング完璧!

出てる役者さんたちの横顔が美しかった。
本編の7割ぐらいを人の横顔が占めてたんじゃないかって思うぐらい印象に残りました。

2人の視線が絡み合う場面で、敢えて片方しか映さず、受けの演技や表情を見せない余白のある見せ方が面白い。

また、カメラがズームして寄っていくのではなく、遠巻きの絵と同じ角度から切り取った寄りの絵をつなぐ演出も良かったです。

ただ、前半でややカットの繋ぎが粗く感じる部分があったように思うのですが、気のせいかな?
lag

lagの感想・評価

3.3
虫の音、車の音、環境音。水門のところ。これから引っ越す部屋。少ない言葉。素人風ギター。17年。大館。二子玉川。薄明かり。何故涙。酒と水。夜の路。吹く風。目線の高さ。宮崎あおい、瑛太。西島秀俊、永作博美。邦の適湿。音楽、菅野よう子。

バストアップ。綺麗な顔してるだろ展開。憎いねえ。
あれ?
私が知ってる最後と違う
途中の流れも

ゆうと2人で好きだ、とささやきあう
ゆうは部屋でまってる
でも刺されてしまって道で倒れ
通りがかった人達が数人むれる
ゆうは部屋でずっと待ってる
夕暮れの光が差し込む部屋で

あれ?
私は違う映画の話をしているのか?

きぬずれの音
静けさ
これは同じだったけど

こんなエンディングだったか?

あれ??がいっぱいでうまく楽しめなかった
メイユ

メイユの感想・評価

3.7
湿っぽい空気感と薄暗い空がずっと続く。
傘をささずにカバンで雨避けするシーンが印象に残っていたからすこし嬉しかった。
学生パートがめちゃくちゃよかった。
やーこ

やーこの感想・評価

3.8
学生の時の
2人の空気感、むず痒い感じが
たまらなかったです。
eye

eyeの感想・評価

3.7
"好きだ、" (2005)

石川監督がcinemacafe.netのインタビューで述べていた

>30代の頃、バーのトイレの鏡に映った自分を見たとき、10代の頃に思っていた10何年後の自分に全く重ならなかった

>いつの間に変わっちゃったんだろうって

ある種の監督の体験がベースにあって作られた作品でもある

今作も独特の空気感を感じつつ

『環境』と『感情』

が合わさることから生まれる
相互作用を映してる

前作とも同じ雰囲気を醸しつつ
更に繊細な風景の映像も加わってる

水の絶え間ない流れ
壮大な雲の流れ
朝靄、降雨、晴天

広大な自然風景が描かれる

17歳のユウとヨースケは
互いの感情が近づいていく

恋愛に繋がるかもしれない

その距離感まで惹かれ合いながらも進展することはない

だけど

それを表現するために
たった一度だけキスをする

ヨースケはその場を立ち去る

ユウはなぜ泣いたのか
自分でも分からない

すれ違い続けた感情はやがて2人に
大きな距離を生み出してしまう

過去を振り返ったときに
遠い記憶としてはそれは存在している

時は大きく流れ

34歳になったユウとヨースケは
精神的に成熟して自立している

見上げる東京の空はどこか暗く
自然に流れていた水は

ペットボトルで
表現されてるように

流れなく密閉されてる
人工的な状態が描かれる

環境もお店の中やスタジオ
部屋の中など閉じた空間が描かれる

過去と現在では
日常の捉え方・描き方も180度違う

心のどこかに
閉じ込めた想いがあって

それを17年の時を経て
『会話』で紐解いていく

フレーズのみでセリフを忘れ
ある種の即興劇なのも前作同様

派手な演出もない

セリフも少ない

その分
人物と人物の間に空白を感じたり
想いを馳せたりする

その表現には
静かながらに力強さがあるし

他の作品では見かけない
感情を体験させてくれる

気持ちを表すための時間は
丁寧にゆっくり描かれる

ラストの〆方はいくつかあったと
どこかで散見したが…

あの〆で充分伝わってるから
言うこともないし

別バージョンも必要ない

"青春の忘れ物"

を探す物語だが最終的に答えを
見つけて終わる

流れた月日を埋めていくのも
"時間"と"会話"ということであろう
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