にゃんぷー

下妻物語のにゃんぷーのレビュー・感想・評価

下妻物語(2004年製作の映画)
4.0
王道百合だ。つまりサイコー。
前半20分回想から始まるのだけど、かったるさ皆無で、全編圧倒的テンポの良さで魅せる。回想明けてもずっと続く深田恭子のモノローグもグルーヴ感を高める。(余談。モノローグってなにかと下手なストーリーテリングの代表例として語られがちだけども、好きな作品でモノローグ多用してるの結構ある。うまく使えば説明セリフに落ちずに物語のペースメーカーとして機能するはず…!と自分は信じてる。)
ストップモーションでの場面転換が無駄に多い印象を受けた。あれはラストだけで良かったかも。

脇を固める役者陣もイキイキしていた。相変わらず乳がデカい小池栄子と隻眼ババアの樹木希林、たかの友梨エステティックGPに出場する篠原涼子、落選するのを見て狂喜乱舞する宮迫。そして、シベ超Tを着てコンビニで海苔弁と烏龍茶を買う不審者水野晴郎。
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