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Little DJ 小さな恋の物語のchecopanのネタバレレビュー・内容・結末

Little DJ 小さな恋の物語(2007年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

この映画は本当に思い出深い映画。
きっと私が初めてちゃんとした映画館でちゃんと初めから最後まで見た映画。
多分小学校2,3年生時くらいだったと思う
この映画の試写会を母が当てて、私は確か微熱がある状態だったけど、どうしても行きたくて行ったんだったかな。
咳がすごかったのに、映画を見ている時だけは母が買ってくれたミルクキャンディのおかげか咳は止まってくれた。

当時そこまで映画に興味がなかった私だったが、この映画にはとても感動して、終わった後に母に本を買ってもらい、作者である鬼塚忠さんにサインまでしてもらった。その時あまり本なんて読まなくて、漫画もあるからそっちにしたらと勧められたが、これはどうしても本で欲しかったのだ。本にして良かったと思う。今でも大切に持っている1冊だから。

ストーリーは白血病にかかってしまった少年と少女の淡い恋の物語と切なくて、やはりお決まりかもしれないが主人公である太郎は死んでしまう。死ぬ前のデートの部分が私は好きだ。あと、大人になったたまきちゃん演じる広末涼子も良かった。
この作品を見た時、私はまだ小学校低学年だったから泣かなかった気がするけど、今見たら泣くんだろうなあ。
もう一度見たい映画。


たまたま寄ったTSUTAYAに行ったら、あってこれは今借りなくちゃと思って借りた
10数年ぶりに見た。ずっともう一度見たいとずっと思っていて、正に今見るべきタイミングだったのかもしれない。
あの頃は泣かなかったけど、やっぱり今見たら泣いてしまった。そして、あの時映画館で見れて良かったなと改めて思った。
きっとこれからも私にとって大切な作品。
SNS等が普及してる今だからこそ、このラジオという昔の良さを味わえる。私たちにとって本当に大切なことを教えてくれる。
どの世代にも見てほしい映画。
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