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さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌のKEIのレビュー・感想・評価

4.7
2016年にシネマパレで出会った作品。当時はストーリーはもちろん、大瀧詠一、細野晴臣、たま、笠置シヅ子に、インドネシアのダンドゥットも流れ、当時ダンドゥットのテンポ速い版のファンコットも宇多丸のラジオで知ってたこともあり、そういうキャッチーな部分でもハマった作品でした。

2022年、神保町シアターの特集「子役の天才!―戦前・戦後の日本映画を支えた名子役たち」で上映されることを知り、大学卒業以来の神保町シアターで観賞しました。5/1はファーストデイで日曜ということもあったのか、全99席完売、35mフィルム上映。久々に観たけど、まさに「さくらももこワールド」。まる子がいい人で、ひろしと友蔵が笑わせ、お姉ちゃんが実は一番美味しいポジションだったし、3年4組はバラエティ豊かで楽しかったし、高橋由美子の絵描きのお姉さんも良かった。佐藤さん、あの場で大事な話するのかよ!(あのシーンのモブキャラがカップルってのもミソ)と思わずツッコミ入れたくなったが、それはちょっと野暮だわね。
音楽シーンは全て楽しかった。ちょっとしたドライブも、ちょっとした長風呂も、クラスで目立ちたいって妄想も、エンタメになるから改めてアニメの表現って凄いと感じました。秋田のブックオフでサントラ見つけた時は嬉しくて小躍りしました。
そういや今思い出したけど、小さい頃親に連れられて、たまのライブに行ったらしい。多分人生初ライブ、覚えてないけど。
オチも含めて総じて「楽しい」という感想の作品でした。改めてこの作品に出会えたパレに感謝です。
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