あっつ

希望の国のあっつのレビュー・感想・評価

希望の国(2012年製作の映画)
3.7
「ヒミズ」で脚本をガラッと変えて、震災2カ月後の石巻の瓦礫の上で撮影を試みた園子温監督。
そこからさらに3.11にフォーカスを絞り生まれた今作。
被災者の遣る瀬無さが詰まりに詰まった作品。とても悔しくなる。
そんな事実も直接の被災者でないモノは現実では忘れてしまっている。
なかったことにさせてはいけない。
そうさせてくれる今作。夏八木勲の圧倒的な演技がさらに今作を強いものにしている。
これが日本の現実。
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