希望の国の作品情報・感想・評価・動画配信

「希望の国」に投稿された感想・評価

おもんない。
なんだこれは。
気持ち悪いものを見せられてる感じやったな。特にジジイとババアの。最後のはきつい。
原発問題だろうけど、なんかわかるけど、全然おもんないなぁー。
架空の地震による津波・原発事故によって生活や家族の形が変わっていく3組の家庭を描いた、どこを切り取っても園子温らしい作品。園子温映画の中でもバイオレンス無しのタイプ。好き嫌いは分かれます。
悪い意味で園子温らしい作品だった。
架空の地域を舞台にしているが、どう考えても地名から何まで福島県をモデルにしている。地域産品や細かい市町村名に至るまで福島県を意識している。
架空の地域という扱いにすることで、検証も調査もしていないエンターテイメントで描いている部分の逃げ道を作っているようにしか見えない。東日本大震災の事実と大きく異なった誇張表現であっても架空の地域を描いているからで済む。だからこそ描いているものが嘘くさい。私は福島県沿岸部に住んでいる。だからこそリアリティがないことも、製作陣が被災地の実状も見ていないこともひしひし伝わってくる。壊れた建物などで表層は再現しながらも、根幹は狂った人間を描いて視聴者を楽しませたいだけのファンタジー作品。
多くの人が苦しんだ大きな事象をエンターテイメントにすることに嫌悪感を感じる。

冷たい熱帯魚も実際の事件をモデルに、脚色してエンターテイメント作品にしていた。事件そのものへの想いよりも、エログロ作品を作る題材にちょうど良かっただけのように感じられた。自殺サークルも自殺という大きなテーマをキャッチーな要素の一つとして捉え、中身のない映画だった。
話題性のある題材でふろしきを広げるだけ広げる。
園子温監督は話題性のあるウケるエンターテイメント作品を作ることに関しては天才だと思うけれど、テーマそのものへの関心はない人なんだろうなと思う。今回は原発がそのウケるテーマとして選ばれただけ。
hama

hamaの感想・評価

3.3
あの日から、もう少しで10年です

いろんな事が同時に起こっています

愛があれば、大丈夫ですか?

観てね
♪ 「日本の原発は安全です」
  さっぱりわかんねえ 根拠がねえ
  これが最後のサマータイム・ブルース

“希望”という言葉。
そこに何を見出すかは十人十色ですが、僕が想像するのは、闇の淵で空を見上げてツツツと垂れてきた蜘蛛の糸。これが僕にとっての“希望”です。

基本的に根が暗いのでしょう。
傷つくのが嫌だから、悲観的で、保守的なのです。だけど夢を見るのは好き。陽の光に照らされて輝く笑顔を見るのも好き。根は暗いけど、闇に同化したがるけど。それでも“光”は否定しません。

さて、本作のタイトルは『希望の国』。
僕の感覚で言えば、か細い光に照らされた国を想像しますが、実際は東日本大震災の原発事故から着想した物語。はたして、そこに“光”はあるのでしょうか。

何しろ、仕上げたのは園子音監督。
どんなに感動大作を装っても、基本的な姿勢は“殴りかかってくる”スタイルですからね。このタイトルも“皮肉”と捉えたほうが無難です。そして、案の定、気を許せば鼻血が出るほど殴ってきました。

特に終盤の展開は白眉。
三段跳び論法のような“極端”な筆運びで大半の観客を振り落としにかかってきます。相変わらず一筋縄でいかない監督さんです。

ただ、その根底に流れているのは父性の優しさ。厳しいけれども憎しみがあるのではなく。「千尋の谷から這い上がれ」と言いたいのだと思います。たぶん。

それに我々日本人…というか、人類が“過ち”を犯したのは事実。科学万能と尊ばれる時代でも、その根本的な原理すら解明できない人類が放射能を取り扱うなんて勘違いも甚だしい話。それを認めるところから始めた方が良いと思いました。

まあ、そんなわけで。
9年前は放射能、今は新型コロナウィルス。
目に見えないものを恐れる…それは目に見えないものを軽視してきた人類への警告。本作をきっかけに思索に耽れば…もしかしたら、蜘蛛の糸を見つけることが出来るのかも。それが希望。
震災後一年と半年少しで、ドキュメンタリーではなく架空の都市の設定のフィクションでこれをやっちゃったのか。左翼の現代アートの傲慢さっていつも批判されるけどそれと同じだなあ。だからと言って園子温の他の作品まで評価を下げるつもりはないけど。「放射脳」などと怯える人を揶揄する世間への批判意識がよほど強かったのだろうか。
観てて苦しくなる映画。
自分の心にゆとりができたらまた観ます。
あき

あきの感想・評価

2.0

このレビューはネタバレを含みます

福島原発事故後、架空の長島県大葉町の原発が爆発した。
結構街中の発電所なのか?

畜産農家で痴呆の妻と息子夫婦と牛を飼い、原発事故に巻き込まれていく
離れ離れになる息子夫婦、妊婦を襲う放射能の(知識の無い為の)恐怖。
立ち入り禁止区域で飼育する牛を処理、そして‥ でもソレ違うだろ

良く言えば、人間の傲りと警鐘の名作
悪く言えば、スリリングな原発事故に興味を惹かせ、取って付けた老人介護に放射能への恐怖。似たような小さな事は福島県内で本当にあったのかも知れないが、避難した私の周りには無かった。
避難した途中の中通りではお店の人が避難する人にオニギリをくれたり、栃木県のガソリンスタンドではナンバーを見て大丈夫だったか?と声を掛けて頂き涙したのを憶えています。
その辺を考えると評価は低い
KyokaT

KyokaTの感想・評価

3.8
いい映画とかじゃなく、リアルに近いから全世界が見たほうがいい
ルネ

ルネの感想・評価

4.0
原発×地震×親子愛×痴呆(HMJM風)

園子温らしいエログロは皆無ながら、監督らしいエグさは伝わってくる。超名作『気球クラブ、その後』もそうだった。

俳優陣の演技が素晴らしくて引き込まれた。特に地方のおばあさん役の人(名前知りません)は素晴らしかった。大鶴義丹が出てたらしいけど、防護服来てたから誰だかわからなかった。

結局は生きるしかなくて、愛しかないのです。
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