べ

希望の国のべのレビュー・感想・評価

希望の国(2012年製作の映画)
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この作品にもまた『ダンサー・イン・ザ・ダーク』や『LIFE IS BEAUTIFUL』のような「息子の理解の及ばない親の愛情」が描かれている。それ故に上述の二作品でも度々見られた「救いがない」といったレビューが多いが洋一といずみ、ミツルとヨーコのそれぞれが「愛」や「着実な歩み」で絶望から抜け出そうとしている様を見る限りでは少なくともある種の希望へと向かっている訳であり、決して「救いがない」物語ではないように感じる。
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