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マリアの受難のsuuuuuuのネタバレレビュー・内容・結末

マリアの受難(1993年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

自分のことばかり書いた手紙を少女時代から木製の人形に宛てて書く。人形は唯一の友達。その人形が自分の子宮に入り生まれ出たのが少女時代の自分。産まれ直したい?
自分が産まれる時に母が死んだことで無意識に自分で人生を決めてはいけないと思っていたのかな。
父の言うとおりに過ごし、同じことを父が決めた旦那にもする。
一瞬の惑いで出会った他人から、出生時の母の死を罪を背負ったと表現され、自分の人生を振り返る。
そこには自分は無いことに気づいてしまう。
ラストの自死を助けられたことは良かったのか悪かったのか…。わからないな。

大量の手紙。
自宅のみで見つけた虫(ハエやゴキブリ)で昆虫採集。
今日も気づかれなかったてのは、挿入されてないってこと?だから子供いないの?
初潮を病気と間違える。
常に誰かが話してる声が聞こえる。

自分の意思を外に出さず、内側だけでこねくり回すと、大きくて真っ黒なカタマリになるけど、気がつかなければそのまま淡々と生きていけるのだな。
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