ぷかしりまる

ミニヴァー夫人のぷかしりまるのレビュー・感想・評価

ミニヴァー夫人(1942年製作の映画)
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戦争をメロドラマの手段として利用したストーリーが頭に来る。西部戦線異状無しを読んだ時、兵隊と彼を待つ者との間にある断絶を感じたのだが、これは待つ者が考え作ったのだろう。戦時下における死を美化し賛美している、生ぬるい映画だと思う。しかしこんな感想を抱けるのは、戦争のない時代に生まれた幸運ゆえなのかもしれない。