YokoGoto

エリザベスタウンのYokoGotoのレビュー・感想・評価

エリザベスタウン(2005年製作の映画)
3.4
ー男は物事を四角く見る。女は物事を丸く見るー


『バニラ・スカイ』や『あの頃、ペニー・レインと』のキャメロン・クロウ監督作品。2015年の作品なので、主役のオーランド・ブルームも若い。

実は、個人的にオーランド・ブルームの演技はあまり好みじゃない。(ファンには、ほんとに申し訳ないが)マスクが甘いのはいいとしても、なんとなく普通に綺麗すぎる。恐らく、日本で言えば福山雅治さんが映画で演技してる感じに似てる。(これも、ファンにはホント申し訳ないが)好みなので毒舌許していただきたい。(笑)

でも、2013年の映画『ケープタウン』のオーランド・ブルームは良かった。本作の2005年の作品と比べてもガサツキ感がSEXYだ。

というわけで、オーランド・ブルームにイマイチ没入できなかったが、キャメロン・クロウ作品なので、安心して観ていられるラブコメである。

物語は、ラブコメといいながらも、比較的ヒューマン系のラブコメなので、ゲラゲラ笑うほどでもない。
強烈な挫折を味わい自殺を考えている主人公が、突然の父親の死で、父親の故郷であるケンタッキー州に帰る。移動中の飛行機で、偶然であるCAとの出会いを描いた作品。

ラブ・ストーリー仕立てだが、父親の故郷で出会う人々との関わりなど、他人との関係を通じで、主人公が新しい気づきを感じていくあたりは、全体的にタッチが優しい。

主人公と飛行機で出会うCAとのやりとりも、なかなかキュートで良かった。

オーランド・ブルームには、若干の物足りなさはあったものの、普通に観られるのでいいと思う。
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