YokoGotoさんの映画レビュー・感想・評価

YokoGoto

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さがす(2022年製作の映画)

4.2

ニュースから流れてくる目を覆いたくなる残忍な事件は、時折、非現実的で遠いところで起こったフィクションに見えることがある。
あまりにも共感できず、現実とは乖離していて、自分の周りの風景と違うから、簡単に
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

5.0

映画作りは『総合芸術』だ。
シナリオ、キャラクター設定、カット割、音楽、音響、全てが調和し、形作られたとき、初めて「一つの映画」として、世に送り出される。

上記の要素全てが良質な映画は、問答無用で見
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.7

エディ・レッドメインとジェシカ・チャスティンの演技が半端ない。日本の俳優さんも、こういう演技を参考にしてほしい。本当に、good nurseでした。

声もなく(2020年製作の映画)

4.5

【3日間引きずった秀逸なラストシーン 映画 #声もなく 】

ユ・アイン主演の韓国映画 『#声もなく』を鑑賞しました。ユ・アインは役作りのために体重を15kg増やしました。もともと、スリムですっとした
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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

2.5

評判がいいと聞いて鑑賞した台湾映画。んー、ちょっと無理がある。ファンタジー部分は嫌いじゃないが、ちょっと強引すぎる。台湾の郵便局が、日本の郵便局そっくりで驚き。

アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

5.0

5.0満点つけました。2009年の公開当時も観たはずなのに、こんなに素晴らしいエンターテイメントだったっけ?って思わんばかりの、ハイクオリティエンタメ映画。3Dの奥行き感が、あまりにもリアルで完全に没>>続きを読む

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.2

社会の理不尽さが、コロナ禍により、より浮かびあがらせる社会派ヒューマン。しかし、最も重要な主人公のパーソナリティが描ききれていない気がします。賠償金を受け取っていれば良かったのではないかというモヤモヤ>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.7

すごく良かった。ドラマチックでもないし、何か特別な出来事があったわけでもない。それでも、恋のトキメキって、こんなにキラキラしてたよねって誰もが、ちょっと思い出してしまう。

思い出すという行為が、現在
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.5

<愛と呼ぶには、あまりにも繊細で残酷なその輪郭>
【ご注意】ネタバレに気をつけて書いていますが、気になる方は、鑑賞後にお読みください!

*動けなかったエンドロール

エンドロールが流れると同時に、小
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.5

「かしこい狗は、吠えずに笑う」の渡部亮平監督の作品だから観た。「かしこい〜」はインディーズ映画で予算150万で作った映画だったが、とても熱量の感じられる作品だった。

最新作はメジャーな俳優を揃えての
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

2.6

坂元裕二さんの脚本だから観たけど、これまで、結構、描かれてきたテーマで、目新しさがなかった。いいたい事もわかるけど、もう少し、新しさが欲しいと思ってしまった。どこかノスタルジックで、普天的な恋愛のテー>>続きを読む

おとなの事情 スマホをのぞいたら(2021年製作の映画)

1.7

うーむ。オリジナル版と韓国リメイク版もみたが、日本のリメイク版はちょっと中途半端でのれなかった。なんで、最後はあんな感じにおさめてしまうのか?ブラック・コメディなはずなのだが、なんか二時間ドラマみたい>>続きを読む

弥生、三月-君を愛した30年-(2020年製作の映画)

1.6

アン・ハサウェイの "ワン・デイ 23年のラブストーリー”みたいな感じかと思いきや、中身が薄くて胸キュンもせず、淡々とおわった。アン・ハサウェイの "ワン・デイ”は好き、何度もみた。

その日の雰囲気(2015年製作の映画)

3.4

サクッと観られる韓国映画を、って観たんですけど、これがまた、「ちょうどいい」。重たくもないし、ベタつかないし、サラッとしてるんだけど、以外に胸キュン。寝る前にサクッと観るの、こういうのがちょうどいい。>>続きを読む

私の愛、私の花嫁(2014年製作の映画)

2.4

サクッと観られる韓国映画を、って思ったみたんですけど、あまりにも内容がなさすぎて、途中何回も寝た。

ソワレ(2020年製作の映画)

4.0

<彩りを取り戻す、ピンクのネイル>

映画冒頭、手持ちカメラがグラグラして、酔ってしまいそうなくらいの不安定さを感じさせる。そして、極端なまでにマゼンタ(赤)を抜いた映像。彩度を失った青ざめた色彩は、
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

4.0

原作が、日本の曽根圭介氏による同名の犯罪小説だとのこと。10億ウォンをめぐり、様々な人間模様が、パズルのように絡み合うヒューマンサスペンス。「ああ、こういう建付けね」と早い段階でわかったけれど、シナリ>>続きを読む

甘酸っぱい(2021年製作の映画)

3.5

あれ?このパターンどっかで観た、っておもったら、イニシエーションラブのリメイクなのか。どおりで。軽くみるのにちょうどいいです。チャン•ギヨンって、背が高くて迫力あるな。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.4

「私達は東京の養分みたいだ」。
このセリフが胸にしみた。

ジェンダーバイアスをテーマにした映画。韓国作品であれば「82年生まれ、キム・ジヨン」、日本であれば、この作品(あのこは貴族)という感じだろう
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.7

画のこだわり方や音楽の使い方がとても良かった。トランスジェンダーの優しさと苦しさが画面から浮き出てくるよう。居場所のなさ、自己肯定できない苦しみを描く社会派作品だった。
ただ、突き抜け感がなく、多少の
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

西川美和監督らしい、素晴らしい作品。社会派でありながら、西川監督らしいシュールな笑いも折り込みつつ、世の中の声なき声のため息が聞こえてくるような良作。是非、御覧ください。

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

2.0

シナリオが薄すぎて、全然はまらなかった。結局、何が言いたかったのか。しかし、優しい窪塚洋介さんが、めっちゃかっこよかった。こういう役柄もハマるんだぁと感動。窪塚さんは、はやり役者としてのオーラあります>>続きを読む

完璧な他人(2018年製作の映画)

3.4

2017年のイタリア映画「大人の事情」の韓国版リメイクですね。オリジナル版も最高でしたが、本作も、韓国風になってて、十分楽しめました。

ただ、展開は、ほとんどオリジナル版と同じだったので、ちょっと意
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君の誕生日(2018年製作の映画)

4.0

後半、10分くらい、ずっと泣き続けてしまった。涙と鼻水を拭いたティッシュがこぶし大の大きさになってました。
セウォル号の事故で、突然、息子を失った母親にチョン・ドヨンさん。チョン・ドヨンさんは、こうい
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最も普通の恋愛(2019年製作の映画)

2.7

疲れた時に、さくっとみる韓国映画って感じ。可もなく不可もなく。コン・ヒョジンは可愛い。

生きちゃった(2020年製作の映画)

2.9

大島優子さんが女優としての覚悟をみせた一本。大島さん、女優に向かっていってるですね。ただ、映画全体は、ちょっとよくわからなかった。あまりにもため過ぎだと思う。

ハッピーログイン(2016年製作の映画)

3.6

個人的にユ・アインに沼落ちするキッカケとなった作品。二度目の鑑賞でレビューのせる。軽いラブコメだけど、ユ・アインが細かい演技してて、「この人すごい」ってなった。とにかくユ・アインが素敵すぎる。

映画
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空に住む(2020年製作の映画)

3.0

青山真治監督作品なので、観てみたが。普通に物語に魅力を感じなかった。残念。

BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

4.6

ブルーの背中に花束を 〜映画『BLUE/ブルー』は愛に溢れたボクシング映画の傑作〜

ボクシングとは両手しか使わない不完全なスポーツ格闘技

現在公開中のボクシング映画、『BLUE/ブルー』の監督であ
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犬猿(2017年製作の映画)

4.0

命がけの兄弟ゲンカ  〜映画『犬猿』にみる、一番近い やかましい他人

◆近くて、ほんのり遠いきょうだいという関係


本気で喧嘩をすると、自分の一番嫌なところが露わになる。
だから、喧嘩した後で冷静
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.6

<妻、嫁、母親という肩書がなくなる日 〜ジェンダーギャップと女性の生きづらさを描く>

◆なぜ、政治家のジェンダー差別発言が炎上するのか

たびたび、政治家によるジェンダー差別を匂わせる失言が世を賑わ
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#生きている(2020年製作の映画)

3.5

普段、ゾンビ映画とかは無理なんだけど、ユ・アインが主役だから観た。全体的には、ありがちな展開で目新しさはないが、ことごとく主役のユ・アインが素晴らしい。ちょうど30分くらいのシーンで、ユ・アインがお酒>>続きを読む

本気のしるし 劇場版(2020年製作の映画)

4.4

<浮世離れした彼女は聖女か悪女か>

◆男を見る目、女を見る目◆

よく、『男を見る目があるとか無いとか』とか、『女を見る目があるとか無いとか』言うことがある。

果たして、こと恋愛に関しては、この『
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.5

<主役 ユ・アインの演技に魅了される148分 言葉にできない 心かき乱す余韻>

◆役に憑依したユ・アインの魅力◆

映画俳優という職業は、なんと魅力的な職業なのか。
わたしは、グザヴィエ・ドラン(兼
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.0

本当に申し訳ない。関ジャニの大倉さん演じる主人公が嫌いなタイプ過ぎて、最後までのれなかった....レビューするにも、何も書けない。ごめん。ただ、主役の二人は、この役のオファーをよく引き受けたなって感じ>>続きを読む

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