非常に崇高なテーマなのだが、映画全体の軽さが受け入れ難かった。サクサク進んじゃって、ひとつ一つの苦しみや悲しみを噛み締める時間がなかった。最終的に何を投げかけたかったかが、ボケてしまったと思う。残念。>>続きを読む
素晴らしい作品でした。密室の中で、二組の家族が話しをするだけのシーンなのですが、会話や表情で物語が編み上がっていく。
演技もシナリオも素晴らしかった。
編集点があまりなくて、まるで、ワンカットのよう>>続きを読む
意外なキャスティングの映画で成功する作品があるのだと、まざまざと見せつけられました。
通常、”この役者さんとこの役者さんをかけあわせたら、こんな画になる・・・”と、だいたい想像がつくものですが、さ>>続きを読む
ニュースから流れてくる目を覆いたくなる残忍な事件は、時折、非現実的で遠いところで起こったフィクションに見えることがある。
あまりにも共感できず、現実とは乖離していて、自分の周りの風景と違うから、簡単に>>続きを読む
映画作りは『総合芸術』だ。
シナリオ、キャラクター設定、カット割、音楽、音響、全てが調和し、形作られたとき、初めて「一つの映画」として、世に送り出される。
上記の要素全てが良質な映画は、問答無用で見>>続きを読む
エディ・レッドメインとジェシカ・チャスティンの演技が半端ない。日本の俳優さんも、こういう演技を参考にしてほしい。本当に、good nurseでした。
【3日間引きずった秀逸なラストシーン 映画 #声もなく 】
ユ・アイン主演の韓国映画 『#声もなく』を鑑賞しました。ユ・アインは役作りのために体重を15kg増やしました。もともと、スリムですっとした>>続きを読む
評判がいいと聞いて鑑賞した台湾映画。んー、ちょっと無理がある。ファンタジー部分は嫌いじゃないが、ちょっと強引すぎる。台湾の郵便局が、日本の郵便局そっくりで驚き。
5.0満点つけました。2009年の公開当時も観たはずなのに、こんなに素晴らしいエンターテイメントだったっけ?って思わんばかりの、ハイクオリティエンタメ映画。3Dの奥行き感が、あまりにもリアルで完全に没>>続きを読む
社会の理不尽さが、コロナ禍により、より浮かびあがらせる社会派ヒューマン。しかし、最も重要な主人公のパーソナリティが描ききれていない気がします。賠償金を受け取っていれば良かったのではないかというモヤモヤ>>続きを読む
すごく良かった。ドラマチックでもないし、何か特別な出来事があったわけでもない。それでも、恋のトキメキって、こんなにキラキラしてたよねって誰もが、ちょっと思い出してしまう。
思い出すという行為が、現在>>続きを読む
<愛と呼ぶには、あまりにも繊細で残酷なその輪郭>
【ご注意】ネタバレに気をつけて書いていますが、気になる方は、鑑賞後にお読みください!
*動けなかったエンドロール
エンドロールが流れると同時に、小>>続きを読む
「かしこい狗は、吠えずに笑う」の渡部亮平監督の作品だから観た。「かしこい〜」はインディーズ映画で予算150万で作った映画だったが、とても熱量の感じられる作品だった。
最新作はメジャーな俳優を揃えての>>続きを読む
坂元裕二さんの脚本だから観たけど、これまで、結構、描かれてきたテーマで、目新しさがなかった。いいたい事もわかるけど、もう少し、新しさが欲しいと思ってしまった。どこかノスタルジックで、普天的な恋愛のテー>>続きを読む
うーむ。オリジナル版と韓国リメイク版もみたが、日本のリメイク版はちょっと中途半端でのれなかった。なんで、最後はあんな感じにおさめてしまうのか?ブラック・コメディなはずなのだが、なんか二時間ドラマみたい>>続きを読む
アン・ハサウェイの "ワン・デイ 23年のラブストーリー”みたいな感じかと思いきや、中身が薄くて胸キュンもせず、淡々とおわった。アン・ハサウェイの "ワン・デイ”は好き、何度もみた。
サクッと観られる韓国映画を、って観たんですけど、これがまた、「ちょうどいい」。重たくもないし、ベタつかないし、サラッとしてるんだけど、以外に胸キュン。寝る前にサクッと観るの、こういうのがちょうどいい。>>続きを読む
サクッと観られる韓国映画を、って思ったみたんですけど、あまりにも内容がなさすぎて、途中何回も寝た。
<彩りを取り戻す、ピンクのネイル>
映画冒頭、手持ちカメラがグラグラして、酔ってしまいそうなくらいの不安定さを感じさせる。そして、極端なまでにマゼンタ(赤)を抜いた映像。彩度を失った青ざめた色彩は、>>続きを読む
原作が、日本の曽根圭介氏による同名の犯罪小説だとのこと。10億ウォンをめぐり、様々な人間模様が、パズルのように絡み合うヒューマンサスペンス。「ああ、こういう建付けね」と早い段階でわかったけれど、シナリ>>続きを読む
あれ?このパターンどっかで観た、っておもったら、イニシエーションラブのリメイクなのか。どおりで。軽くみるのにちょうどいいです。チャン•ギヨンって、背が高くて迫力あるな。
「私達は東京の養分みたいだ」。
このセリフが胸にしみた。
ジェンダーバイアスをテーマにした映画。韓国作品であれば「82年生まれ、キム・ジヨン」、日本であれば、この作品(あのこは貴族)という感じだろう>>続きを読む
画のこだわり方や音楽の使い方がとても良かった。トランスジェンダーの優しさと苦しさが画面から浮き出てくるよう。居場所のなさ、自己肯定できない苦しみを描く社会派作品だった。
ただ、突き抜け感がなく、多少の>>続きを読む
西川美和監督らしい、素晴らしい作品。社会派でありながら、西川監督らしいシュールな笑いも折り込みつつ、世の中の声なき声のため息が聞こえてくるような良作。是非、御覧ください。
シナリオが薄すぎて、全然はまらなかった。結局、何が言いたかったのか。しかし、優しい窪塚洋介さんが、めっちゃかっこよかった。こういう役柄もハマるんだぁと感動。窪塚さんは、はやり役者としてのオーラあります>>続きを読む