てるひろ

オデッサ・ファイルのてるひろのレビュー・感想・評価

オデッサ・ファイル(1974年製作の映画)
3.7
あるジャーナリストがナチスの残党による秘密結社であるオデッサに潜入し、その正体に迫っていくサスペンス。

最後まで渋く、地味におもしろかった印象。
主人公ミラーはスパイと呼ぶには素人すぎるが、彼なりに信念を持って奮闘する姿には共感できた。
ミラーが追うロシュマンという人物は冷酷さが伝わってきて良かった、やっぱり映画において悪役は大事だなと改めて思う。

オデッサの組織としての恐ろしさがもっと描かれていればさらに映画としての幅が広がったんじゃないかと。。
いつか原作を読んでみたい。
てるひろ

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