土筆山

禁じられた遊びの土筆山のレビュー・感想・評価

禁じられた遊び(1952年製作の映画)
4.8
ミレーの絵画のように牧歌的で宗教的な農村風景と、可愛らしく儚げで、無垢な子どもたちの様子は映像として美しく、そのことがむしろ「死」の感触を浮き彫りにさせている。

子どもたちは、それが何であるか分からぬ「死」と手を取り合って「禁じられた遊び」に興じるが、最後にはその真実に直面し、心を引き裂かれる。悲痛な寓話。
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